損切りしてはいけない

株式投資は、手数料・税金がバカにならないです。

 

イチロー効果は、確定拠出年金(401k,iDeco,DC)では威力を発揮するのに、株式投資でそんな発想が出てこないのは、

手数料・税金の要因が大きいです。

 

株式投資では、損切りが推奨されます。

損切りとは、株価の下落が一定以下、たとえば5%とか10%とか下回ったら、今後上場が予想されたとしても、

心を鬼にして売り払ってしまう行為です。売ることによって、資産の損害を防止します。

「損切りができるようになったら一人前」と株式投資の世界ではよく云われます。

感情に惑わされてはいけないという、戒めの視点からこの主張をよく聞きます。

あるいは、いつ上昇するかはっきりしない状態で含み損を抱えている状態は、時間のロス。一旦仕切り直してやり直すべきだ、との主張です。

 

私も、株式投資においては、ずいぶん損切りしてきました。

自分に甘いのでしょう。一向に損切りの習慣は身に付いていません。

 

損切りできない自分に都合のよい言い訳はないかと、さがしてみました。

ありました。積立投資です。積立投資を進める側の人は、損切りなんて言葉を持ち出しません。

「バイ・アンド・ホールド」という英語のフレーズも知りました。買ったら手放すな、といった意味です。

英語だと、なんだかカッコいいですね。

損切りできない自分を、今では、「バイ・アンド・ホールドでいいんだ」と云い聞かせています。

 

ただ、これは、あくまで株式投資の話です。

確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)となると、全く話が違います。

確定拠出年金においては、商品へ費やした元本を減らさず、資産のポジションをコントロールする術があります。

 

相場が下落基調で評価損が膨らんでいる状況にあっても、流動性を高める(同じ口数を同じ時価で売買)ことで、

元本はキープしたまま取得価額を下げられるのです。

評価損益(打率)は気にせず、単価の安い口数(ヒット数)を増やす。このブログでは、イチロー効果とよんでいます。

 

株式投資においても、本来、イチロー効果は使えるのです。

なぜ、誰もやらないのか。繰り返し売買したら、手数料・税金がどんどん掛かってしまうからです。

確定拠出年金は、ほとんどの商品で売買手数料がかかりません。利益が出ても税金がかかりません。

実質運用コストがゼロです。だからこそ、イチロー効果を発揮できるのです。

 

損切りが奨励されるのは、金融関係者が儲けるためじゃないのか?

「バイ・アンド・ホールド」する人ばかり増えると、手数料・税金が入らなくなる。

投げ売りして元本から消えたお金が、金融関係者の懐に入らなくなる。

損切りには、金融関係者のそんな思惑が見え隠れしてなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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