同日売買するには7

同日に約定する売買を実際にやろうとすると、一つの疑問が沸くはずです。

帳簿を付けようとすると、「あれ?」となります。

 

買いが先か、売りが先か?

同日売買であっても、買いと売りには順序があります。

保有資産に買った分を足しこんでから売るのか、またはその逆であるのか。

 

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現在、6口を平均取得価額600円で保有していたとします。

取得価額3,600円の状態です。

買いと売りを3口発注しました。300円で約定しました。

このような例を考えてみましょう。

 

まず、買いが先とした計算結果です。

買った口数分を足しこんだ時点で口数は9口となります。

この段階では、

取得価額=6口×600円+3口×300円=4,500円

平均取得価額=4,500円÷9口=500円

となります。

その後に3口売ると、初期状態である6口に戻ります。

取得価額=4,500円×6口/9口=3,000円

平均取得価額=500円

です。平均取得価額は売っても変わりません。

 

次に、売りが先とした計算結果です。

3口売ることで口数は3口となります。

取得価額=3,600円×3口/6口=1,800円

平均取得価額=600円

です。

3口買って6口に戻します。

取得価額=600円×3口+300円×3口=2,700円

平均取得価額=2,700円÷6口=450円

 

結果が違いますね。

取得価額は、買いが先だと3,000円であるのに対し、売りが先だと2,700円となります。

平均取得価額についても、500円に対して450円です。

 

「ああそうですね」では、世の中は成り立ちません。

法律で決まっています。

所得税法にある「総平均法に準ずる方法」により算出するとさだめられているのです。

 

正解は、「買いが先です」

同日売買後に、取得価額が3,000円、平均取得価額が500円が正解です。

同日売買するには8

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