シャープレシオ1

確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)の商品を選ぶにあたってよく指標として重視されるのが信託報酬と総資産額。

売買(スイッチング)を毎日するような私にとっては、「シャープレシオ」が気になります。

 

シャープレシオとは、運用効率を現す指標です。

運用効率の「尖がり具合(シャープ)」を測るツールです。

実は、指標の名前の由来は、考案した経済学者から来ているようです。

ウィリアム・シャープ。自身の名を意識して経済を追及した結果、生まれた指標なのかもしれません。

 

リスクとリターンのバランスを評価する指標です。

 

リスクとは価格変動です。良くも悪くもブレ幅が大きいことは、リスクが高いといいます。

一般用語でのリスクは、最悪値が大きいことをリスクが高いといいますが、投資の世界でリスクといえばブレ幅の大きさです。

数学的にいえば分散です。

 

リターンは、投資に対していくら回収できたかです。

ハイリスク・ハイリターン。その逆は、ローリスク・ローリターン。

リスクとリターンの関係は、一般法則ではありませんが、高いリスクを取れば高いリターンが得られる、

リスクを取らなければリターンは得られないと云われます。

 

高いリスクを取るのはダイナミズムが豊富で楽しい、とかよく云われます。

人生になぞらえて、リスクとリターンが語られるような場面は、私は警戒感が高まります。

人生訓と、確定拠出年金のような投資とを一緒に語るのは危険です。

 

リスクとリターンの関係を橋渡ししてくれる指標として、私は気にしています。

シャープレシオ2

 

 

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