GW明けはどうなるか、5/2の相場をみて

5連休前最後の日に当たる5/2は、確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)の国内株式連動商品のスイッチングは、買い側に傾けました。

買い側に傾けるとは、元本確保型商品から株式連動商品へのスイッチング(買い)を多めに、その逆(売り)は少なめに設定すること。

2営業日前4/28に指図を出した「買い」は5/2に約定。「売り」は指図と約定が同日なので、5/2時点の経済状況をみて出した「売り」の量によって「買い」を調整します。

 

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金額=単価×数量。この単純な公式をすっとばして経済の話がなされることが、あまりに多い、そう感じています。

 

先週は、東京株式市場は急上昇。今週は2営業日しかありませんが、1日目(5/1)は、日経平均株価は100円を超える上昇。

2日目(5/2)は、これまでの上昇に一服感が出るのでは、翌日から連休だからリスク回避で下げるのでは、と思いました。

昨年2016年のGWは円高が急激に進みました。過去を振り返っても、ギリシャ危機の2010年、東日本大震災の2011年はGW中に円高が進みました。

株式市場休場中で身動き取れない我々をカモにした投機筋の動きが心配です。

5/2はリスク回避で相場は下げてもおかしくないと思いました。

 

しかし、今年のGW明けはポジティブな印象を持ちました。

GW明け初日5/8は、フランス大統領選の結果がわかります。大方の見方通りマクロン氏勝利なら、もう一段階の上昇は期待できます。

5/1日経平均株価の終値は19,310円。5/2は19,100〜200円台で終わり、GW明け後は3月高値19,600円台は見込めるのではないかと予想しました。値幅にして400円超の上昇です。

株式連動商品の比率が7割を超える私の確定拠出年金の資産であれば、1パーセント程度の上昇が期待できます。

このような考えを巡らした末、買い側に傾けたスイッチングとしました。

 

5/2のマーケットは、似たような感覚を持っている参加者が多かったのか。135円高の19,445円で日経平均株価は引けました。

第1四半期の企業業績はGW明けに本格化します。おしなべて好業績が予想されています。先んじて好業績銘柄に買いが入ったようです。日中、米国本予算通過のニュースが伝わると、トランプ政権への安堵感が滲み出し、ドル/円は0.5円程度円安に振れ112円台に突入。株高を後押ししました。

 

翌5/3の日経新聞マーケット欄は総じて明るい紙面でした。ドル建て日経平均173.52ドル、17年1ヶ月ぶり高値です。海外投資家も日本株に強気になっているようです。

 

5/3の米FOMCの結果は、6月利上げ路線変わらず。世界的なドル高で反応してます。ドル/円も、もう少しで113円台。

 

5/4の米雇用統計発表、5/7フランス大統領選など気になる材料はありますが、確定拠出年金の資産を増やすチャンスが巡ってきたようです。

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