導入10年の企業でも、確定拠出年金はホットな話題

今年2017年は確定拠出年(401k,iDeCo,DC)にとって新たな元年です。法改正により、公務員や主婦など20〜60歳のほぼ全ての現役世代が加入できるようになりました。

 

勤め先のある会合て先日、確定拠出年金の話をしました。

第一声が「えっ」です。会社から毎月拠出されているのに、全然知らない人が以外と多いです。世の中の実態を映し出しています。

 

アブストラクト・ピクチャーズ

 

私の勤め先は、エンジニアリング会社。企業型確定拠出年金(401k)を10年前から導入しています。

理科系の集団で、数字に強い人が多く集まってます。

でも、たとえば「複利」といった金融・経済の数字は全く弱いです。

エンジニアリングは直線的に発展します。実際そうでもないですが、世間も我社の人達も、その前提で動いています。だから、株式投資のような浮いたり沈んだりする金融・経済の世界は苦手です。

私が株式投資や確定拠出年金に興味を持ち始めたのも、実務とは別世界で新鮮だったからです。

 

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エンジニアリングは直線的(リニア)、金融・経済は波動的。そのギャップは想定以上に大きいです。

 

私の確定拠出年金のノウハウ紹介は、もともと数字へのポテンシャルの人達向けでしたので、盛り上がりました。皆がドツボにはまりました。

最後は「ログインIDを教えてくれ」です。社内のポータルサイトの確定拠出年金の説明ページのURLを、参加者にメールしました。

 

導入10年であっても、確定拠出年金はホットで新鮮な話題になるのです。そんなに易々とは、この年金制度が世の中で認知されないとおもっています。しかしながら、毎日スイッチングをして旨味を感じている私は、金融関係者で片棒を担うギリは全然ありませんが、世の中で認知が高まり豊かな人が増えればと願い、ブログ記事を発信し続けています。

 

エンジニアリングと金融・経済をブリッジする「フィンテク」は、理科系の思考の人達を暫く擽りそうです。同時に、かつて「金融工学」の名の下、サブプライムを世界にばら撒き100年来の世界恐慌を引き起こした事実も忘れるわけにはいきません。

 

「フィンテク」であれ「金融工学」であれ言葉は違えど、金融・経済をあまりにも専門家に任せている世界が良くないのです。

勤め先の会合での「えっ」に対しては、「年金が貰えなくなるかもしれない。国や企業は年金にこれ以上関知したくない、個人の責任で運用して年金を賄ってくれ」という主旨の年金制度だと述べました。数字に強い人でも、いざ自分のお金の勘定となると身構えてしまいます。

理科系の人が集まる集団でもこんな状況ですので、世間一般の個人なら怖さが先立ってしまいます。専門家のパワーがどうしても強くなってしまうのです。

 

昨日6/15日経新聞『確定拠出年金 個人型が活況』によれば、個人型DC(iDeCo)は、5末時点で50万人を突破し、昨年末から8割程度増えています。

良い兆しです。この勢いで認知が高まればとおもいます。

 

機関投資家にばかり金が回る金融システムへの懸念が、ここ数年来のポピュリズム台頭に現れています。格差社会を是正するシステムとして、確定拠出年金の普及を期待しています。

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