日経平均VIが全く機能していない

VI(ボラティリティー・インデックス)とは別の名「恐怖指数」。マーケットの不安定が増すほど高くなる指標です。

恐怖指数が近年になく安定のランプを灯してます。現在の日経平均VIは13台。15で底を打つのがこれまでの常識でしたが、歴史的な停滞が続いています。日経平均VI連動ETFを買い進みましたが、今のところ不発です。

 

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今月第2週のメジャーSQを先物市場は無難にこなしたせいか、ETFはさらに下がりました。

 

SQとは、「特別清算指数」とよばれるもので、Special Qotationの略です。

3,6,9,12月は、先物とオプションが同時にSQを迎えることから、メジャーSQとよばれます。株式市場が揺さぶられることが多いです。私も痛い目にあってきました。

確定拠出年金年金(401k,iDeCo,DC)は、元本確保型(定期型)から国内株式連動商品へのスイッチングは、中1営業日を要します。土日を挟めば中3日。月初金曜日の米雇用統計を気にするあまり翌第2週の動きを忘れ、痛い思いをしてきました。

 

今月第3週は、米国では政策金利引き上げに踏み切りました。警戒感からか下げましたが、今週第4週は上昇傾向です。

 

株価指数と逆相関に動く日経VI連動ETFは、ますます下げてます。株価指数が動かないときは、マーケットが安定しているとみなされるため、平時のVIは直線的に下落します。逆相関であっても、株価指数と乖離していきます。株式下落のリスクヘッジのつもりで、買い進んできましたが、評価損益は膨らむばかりです。トホホ。

 

先物やオプションは、清算日が定められています。清算日が近づくと、その先に定められられた清算日の商品に買い替える必要があります。

買い替えをロールオーバーといいます。

清算日が間近であるほど高値で取引されます。未来のマーケットの状態はよくわからないから、遠い先に定められた商品は安値で取引されます。

ロールオーバーに迫られると、高値で保有していた商品を手放し安値で買い替えるので、損失が生じます。この損失が、VI連動ETFを下落させるのです。

 

本当に今は平時なのか。不気味です。

今週に入って日経平均株価は2万円を回復。本日6/20も2日続けての100円を超える上昇でした。

各国金融会合を無難に通過して安堵感が広がっての上昇のようです。

VIの押し目買いが報われません。VIは、指数としてちゃんと機能しているのでしょうか。苦しむ日々が続いています。

 

 

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