140文字の呟きが、世界を惑わされてきました。トランプ大統領の毎日のツイッターを使った発言にマーケットは揺さぶられてきました。
フェーク・ニュース(偽ニュース)!
もし米国に流行語大賞があったら、確実に受賞するでしょう。
マスコミとの闘争は相変わらず続いています。今日もツイッターで吠えてます。
トランプ大統領のツイッターは、和訳が続々登場しています。たとえば、
https://mobile.twitter.com/DonaldTrumpJPN
この和訳は、高校生が受験勉強がてら継続しているそうです。政治の勉強にもなるのだとか。なんとも凄い高校生だ。
オバマ前大統領が進めた医療保険制度改革は、通称オバマ・ケアです。
勉強になりますね。ツイッターをみるとわかりますが、通称にも略称があります。OKareです。
前大統領のレガシー(遺産)ともいわれるこの医療保険制度改革は、トランプ色に塗り替えられようとしています。
オバマ・ケア代替法案の上院での可決を巡って、つば迫り合いが続いています。
今週可決が見込まれていましたが、7/4以降にずれ込むそうです。
本日は、共和党上院議員との会合を終えた後の感想をツイートしています。
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I just finished a great meeting with the Republican Senators concerning HealthCare. They really want to get it right, unlike OCare!
(和訳)https://realdonaldtrump.jp
晴らしい会談を終えたところだ。オバマケアと違い、彼らは真に正しいことをやろうとしている。
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お膝元共和党との融和が進んでいることをアピールした強気の発言です。
しかしながら、マーケットは強気には乗っかりません。トランプ大統領のツイッターの神通力は効かなくなってきています。
呟きよりも可決延期の事実にマーケットはネガティヴに反応しました。
昨夜円安が進みドル円112円台に突入する中、本日6/28の日経平均株価は上昇してもおかしくなかったです。
ドラギECB総裁の金融緩和出口を匂わす発言を受け欧州債が下落。連動して米国10年債利回りが上昇し、日米金利差が拡大したことから円安に進みました。
実際には、日経平均株価は100円近い下落です。米国10年債利回りが上昇といっても、2.2%をようやく回復した状況です。
トランプ大統領の当選とともに一気に2.2%付近まで上昇し、いわゆる「トランプ相場」となりました。でも、今ではトランプが掲げる政策の実現性への疑問が高まり、米国10債利回りは当選直後の状態に戻ってしまいました。
トランプ大統領のツイートこそ、フェーク・ニュースか。
確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)のスイッチングは、ここのところ売り(元本確保型へのスイッチング)を強めています。