ゴールドが下落傾向、3月米利上げ前後の水準に戻っている

私はドル円との連動性の高い米10年債利回りは普段からよく見ています。これが上がると日本との金利差が拡大するので円安に傾きます。円安だと輸出依存度の高い日本のとっては追い風で、日経平均株価には上昇圧力がかかります。

その米10年債利回りは3月時点は2.6%を付けていましたが、漸く2.4%付近まで回復しました。6月末のドラギ総裁のECB金融緩和「出口」意識した発言が債券市場を一変させました。欧州とともに米国、そして日本まで債券利回りは上昇に転じました。

慌てたのは日銀です。「出口」が見えない日本にとってはマズイ事態です。先週7/6、5ヶ月ぶりの「指値オペ」を日銀は発動しました。伝家の宝刀です。あらかじ指定した価格で国債を無制限に買い取る政策で、昨年2016年9月に導入されました。長期金利を0%付近に釘付けするための措置です。

世界的な債券利回り上昇の波に、日本は追随できない現状を露呈しました。

 

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とかく債券市場のニュースに引っ張られがちですが、金相場は意外な様相です。

6月の米利上げに前後して、ゴールドは下落しています。米10債とは違い、金相場は3月の米利上げ前後の水準に戻ってきました。

今週7/9号日経ヴェリタス『夏枯れ相場を揺らした世界金利上昇』によると、「4日には北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に成功したと発表したけど、商品市場はほとんど反応しなかった」なんてコメントが出てきます。地政学リスクに反応しないマーケットを記事では心配しています。

同7/9はイスラム過激派組織ISの主要都市モスル開放のニュースにわきました。そんな大事な地政学ニュースにも、マーケットは反応していません。

 

先の記事では、「北朝鮮より米利上げでドル高が進むとの思惑が強く金の上値を抑えているようだ」とのコメントが続きます。

金融緩和の出口にばかりマーケットは関心が向いているようです。金相場からみると出口に近づいた感じを受けます。

 

ゴールドのETFを購入したことはありますが、利益が出た経験もなく、値動きも大してなかった時期が続いたので手放してしまいました。

ゴールドといえば、藤井四段でフィーバーの将棋の金。小学生になったばかりの息子に教えてやろうと将棋を買いました。ヘボ将棋の域ですが、金の動かし方に悩まされる日々です。

 

投資の世界でも金の動かし方は難しい。素人には情報も少なく取っ付きにくい。確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)の運用する上でも、株や債券にばかり目を向けずに視野を広げたいと思っています。

 

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