膠着相場は退屈。でも、したたかに個人投資家は動いている

日経平均株価は6月以降、2万円前後で膠着状態が続きます。

はっきりいって退屈です。私にとっては損得の問題より、ブログのアクセスが伸びないのが悩ましいです。私のブログは、ランキングサイト「にほんブログ村」の

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私のブログに限らず「相場観」セクションでは全体的にアクセス数が低下気味です。これだけ長く動かないと相場への関心が薄くなるのも仕方がないと諦めています。

北朝鮮がグアム攻撃の検討に入ったという昨日(8/9)の報道があって、日経平均株価は久々に200円超の下落でした。下げれば日銀のETF買いが待ち構えています。膠着相場がつづいてもおかしくない状況です。




確定拠出年金は正直いえば退屈

なぜ「相場観」なんてセクションに登録しているのか。確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)の運用は、とんでもなく退屈だからです。

退屈だからこそ、楽しみに変えられないか。そん想いでブログを書いています。相場に関して学んだこと、感じたことを発信するとともに確定拠出年金の自らの運用に活かしています。このセクションからのアクセスを励みにしています。

デートレーダや金融関連者がひしめく中、おかげさまで3〜4位当たりをウロチョロしています。3位になると銅の冠が付くのでそんな日は正直嬉しいです。

 

勤め先の企業は10年以上前に企業型確定拠出年金(401k)を導入しました。私の大部分の運用期間は、ほったらかしの状態でした。

はじめに

2013年に目覚め、真面目に運用しようと思い立ちました。勇気を出して確定拠出年金運用サイトにログインしました。

ログインしてみよう

でも、訳のわからない数字の羅列に滅入りました。サイトのデザインも冴えないです。

やる気が持続できるのか不安になりました。そこで、金融・経済の知識なんてまるっきしなかったので、勉強がてら株式投資をはじめることにしました。株式投資も並行してやれば確定拠出年金への関心をキープできるのではないかと考えました。そして現在2017年まで関心は継続しています。継続しているどころか関心は益々高まるばかりです。今年になってブログまでに至りました。

 

膠着相場を前提にして個人投資家が動いている

確定拠出年金は退屈です。退屈しのぎではじめた株式投資まで膠着相場となり退屈となると、モチベーションの持続は大変です。

日経新聞朝刊のマーケット欄は3日連続で「膠着」をタイトルに掲げた記事が載っています。そんな中でも8/8の『個人が存在感、株膠着』は一風変わった記事でした。

マーケット欄での個人投資家は、「押し目買いしか能がない投資家」のイメージが強いです。大幅下落でない限り動かない投資主体だと、軽んじられてきた感が否めません。海外勢が売買を繰り返し利益を出しているのに個人が動かない、だから利益が海外に流出してしまうといった批判的な論調が強かったです。

私自身が個人投資家側なので、よい印象を持っていませんでした。

ところが、8/8記事は大幅下落でなくても動く個人投資家のしたたかさが感じられ、日経にしては意外な記事だと思いました。膠着相場ではありますが、東証1部の1日当たりの売買代金は、活況とされる2兆円を大体の日で超えています。何故かなと私は思ってましたが、この記事によると個人投資家がガンバっているからだそうです。部門別売買動向に占める割合は7月は23.6%で、この比率の高さは久々のようです。

 

まとめ

大暴落でもないのに売買にいそしむ。それはまさに「順張り」投資です。相場の波に合わせて確定拠出年金のスイッチングを私は毎日行っています。

大暴落を狙った「逆張り」投資は、「順張り」に比べて売買のチャンスが圧倒的に少ないのが難点です。少ないチャンスを活かせる天才は別にして、その他大勢は「順張り」のほうが着実に利益が出せます。

この膠着相場で「順張り」投資の旨味を感じるしたたかな個人投資家がさらに増えてほしいです。




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