メラニア夫人のハイヒール

8月下旬に米テキサス州ではハリケーン「ハービー」が猛威を振るいました。ダムの放水を続けないと危険水量となってしまうらしく、10〜15日水道の復旧が遅れるとの報道が週初日曜日にありました。大惨事です。




メラニア夫人のハイヒール

米大統領夫人のメラニア氏が、やり玉に上がっているようです。9/3号日経ヴェリタス『トランプ大統領を襲うハリケーン渦』によれば、何をやっても話題となる米大統領の姿を改めて知ることができます。

フェーク・ニュース!

トランプ大統領の発言に頻繁に出てくる「偽ニュース」は米国で流行語大賞があるなら、今年は間違いなく受賞です。日本にいては真相はよくわかりません。

メラニア夫人が被災地でハイヒール靴を履いていたことで米メディアは沸き立っているようです。「ニューヨークの目抜き通りに向かうような格好だ。自然災害に苦しむ人々に一体どんなメッセージを送るのか。この政権はなぜ1足の靴すら正しく選べないのだろう」と痛烈な皮肉をしたあるメディアを当記事は紹介しています。

でも実際には、現地でスニーカーに履き替えていたとのことです。「一体誰が関心を持つのか。フェークニュースどころかスチューピッド(おばか)報道だ」と切り捨てたメディアも当記事は紹介しています。

 

トランプ氏の敵が減っているのが問題

トランプ氏は、敵を量産することで関心を引き大統領となりました。中国、ロシア、そして日本だって敵対関係に陥る余地は就任当時は十分ありました。阿部首相は大統領の自宅まで訪問しゴルフまで楽しんで関係良好をアピールしました。今では、そんなムダな労力を使わなくても、日米関係は悪化することなかったのではないかと感じさえします。

中露もうまく立ち回りました。北朝鮮問題をみていると、米国からの批判にも中露は余裕を感じます。

米ビジネス界もトランプ大統領を見放しに掛かっています。

トランプが白人至上主義で逆境。政治空白による膠着相場にはウンザリ。

就任半年を過ぎましたが、全うな敵対関係にあるのは米メディアだけの感すらあります。

 

まとめ

敵が大きいのが、トランプ大統領の存在価値であったはずです。もはや風前の灯火です。自国大統領に元気になってもらおうと米メディアは頑張っているのではないか、そんな感覚さえ日本に居る私は感じてしまいます。

テレビの映像を観つつ、2005年のハリケーン「カトリーナ」を思い出しました。と同時にナオミ・クライン著『ショック・クライシス』を思い出しました。「惨事便乗型資本主義の正体を暴く」が副題の著書です。新自由主義の名の下、カトリーナによってテキサス州の貧困層がより貧しくなっていく様子が描かれています。

メラニア夫人のハイヒールにうつつを抜かしてばかりはいられません。




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