米国6人に1人が「疲弊地域」に住んでいる

毎日パソコンに向かっているだけでは、本当のところよくわかりません。米国の経済といえば、ダウ平均の動向や雇用統計に反応はさても、生身の人間がどんな生活をしているのかよくわかりません。テレビで観る映像は、広い米国の一部です。ロサンゼルスやニューヨークに出かけても米国の断片です。切り取られた風景から全体を窺い知るしかありません。




疲弊地域

日経新聞9/27のフィナンシャルタイムズ社転載記事『米景気回復 まだら模様』によれば、米国民の6人に1人が「疲弊地域」に住んでいるとのことです。米シンクタンク調査によると、米国民の5000万人にあたります。こうした地域では企業数が減少し、住民の平均所得や就労率が低く、貧困率は高いうえ、学業成績は低いと当記事は伝えています。

アラバマやアーカンソー、ルイジアナなど南部の州が疲弊地域の人口の半数以上を占めるとのことです。

「目を見張るほどの成長と繁栄」を享受しているが、最も困窮している地域では「存在するほんのわずかな経済の安定さえも失われつつある」

シンクタンクが分類した繁栄した地域から疲弊した地域までを5段階に分けると、2011年からの5年間で、雇用が疲弊地域が6%減少に対して繁栄地域は25%近く増加です。

 

米雇用統計をマーケットは重視する

毎月、米国の非農業部門雇用者数が発表される第一金曜日をキッカケにして、世界のマーケットは動きます。20万人増加だと凄いとされています。

消費者物価指数と雇用。この安定を目的として米国は金融政策を決めています。日本も目的は同じですが、米国はこの安定を法律でうたっており、意外にも世界的にも稀だそうです。

世界で最も影響力のある経済指標でしょう。第一金曜日なんていわれても忘れがちです。今月9月は、9/1でした。通常土日を挟んではじめての金曜日ですが、暦の関係で月初の営業日でした。些細な違いと思われるかもしれませんが、確定拠出年金のスイッチングを毎日する私としては、前月8月から仕込む必要があり忘れないように気にかけてきました。

こんなに必死になって追っかけている米雇用統計ですが、今回紹介した記事を読むにつけ、上っ面しかわかっていないなぁと感じてしまいます。

 

まとめ

私も日々、勤めで疲弊した頭を振り絞ってブログ書いています。クオリティが低い文面も多く、ご勘弁を。確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)のスイッチングをする前に息抜きも兼ねて書いています。のんびりした気持ちで眺めてもらえれば幸いです。




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