欧州ポピュリズムにあらたな潮流

ポピュリズム(大衆迎合主義)とはいいますが線引きは難しいです。日本においても、小池代表の希望の党の政策論旨は与党自民党と似ているところが多く、けれども衆院選に内部留保税だとか原発反対の論調を加減したりする様子がポピュリズムと表現されたりします。

人が何かを理解するとは、「理解する=物事の簡略化」になりがちです。選挙のように多くの人の支持を得るには、どこかで簡略化のプロセスが必要になるでしょう。専門家からみて度がすぎる簡略化を「ポピュリズム」と表現されるのだと思います。

何をポピュリズムというかは日々の新聞・ニュースから感じ取るしかありません。ただ、ポピュリズムの定義は曖昧でも、それは存在するものとされマーケットは揺さぶられます。




ポピュリズムは収まったかに見えた

移民流入、度重なるテロ。日本からみた欧州は病んでいます。この解決になんとか立ち向かおうとする意思の現れがポピュリズムと表現されることがしばしばです。

今年2017年5月のマクロン仏大統領誕生は、それまでのポピュリズムの勢いを変えました。極右政党ルペン女史が勝ったとしたら、昨年のトランプ大統領誕生以上の波乱だともいわれていました。今年初めてから、5月がターニングポイントになるのではないかとの報道が続きました。確かに若手新鋭大統領の誕生は流れを変えました。

もう一つ年初から注目されたのが9月のドイツ総選挙です。5月にフランスでサプライズが起こったとしても、なんだかんだ長期政権を維持するメルケル首相率いる連立与党の勝利でポピュリズムは穏やかになるとの見立てが強かったです。ところがメルケル与党は第1党はキープしたものの、連立の構成を変えざる状況となり、第3党に右派政党が躍進したことで、メルケル首相のパワーに陰りを感じる選挙結果となりました。

 

あらたな潮流

10/9日経新聞『欧州、再び大衆迎合の波』によれば、オーストリア、チェコ、イタリアに注目が必要です。

オーストリアでは10/15に下院選。極右政党のお株を奪う反難民政策を掲げる31歳若き党首クルツ氏率いる国民党が、現首相率いる社会民主党を世論調査では大きく引き離しているとのことです。

チェコでは、10/20〜21下院選。「チェコのトランプ」ことバビシュ氏率いるANOが第1党になる勢いだそうです。

イタリアは来年春までに総選挙。反EUの5つ星運動が躍進かと当記事では述べています。

 

まとめ

日本にいると世界のトレンドはなかなか掴めません。確定拠出年金(401k,i D eCo, DC)の運用に毎日励むことで、私はトレンドにくっついて行こうとしています。




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