世界株高2017年、サラリーマンの懐は寒いまま

昨日12/29は大納会。株式市場は年末年始のお休みに入りました。この1年お疲れ様でした!

 

今年2017年は世界的に株高でした。年前半はトランプラリー。その衰えで停滞が危ぶまれ、夏場の日本市場市場は、歴史的な膠着相場。

ところが世界の各市場では史上最高値が連発。日本市場は業績好調な中にあって、じれったい思いをしました。

でも、日本市場も9月衆院解散をキッカケに膠着を脱却して、世界の株高トレンドに乗っかって大幅上昇。

日経平均株価は2万2764円で今年の取引を終えました。年初には予想だにしなかった2万3000円台目前です。バブル期の史上最高のほぼ半値まで回復しました。




約1京円に到達した世界株時価総額

日経新聞12/30『17年 熱狂なき世界株高』によれば、世界30ヶ月以上の株式指数で最高値を更新です。

世界株の時価総額は84兆ドル(9500兆円)、1年で15兆ドル(21%)拡大したとのことです。

大きすぎてイメージ付きませ〜ん。日本円にして時価総額は「約1京円」です。京の単位はなかなか出てきません。世界株の時価総額はもうそろそろ京の単位に到達するのだと覚えておきたいと思います。

そしてその約2割が今年の増加分です。額にして約1700兆円。日本の家計資産が丸ごと誕生したスケールであったわけです。

実態感に乏しい株高、サラリーマンの給与は上がらない

株式だけでなく、債券や原油、そして金(ゴールド)までもが今年は上昇しました。本来はリスク資産と逆に動く金も1割上昇したとのことです。

バブルなのかな?

普段から株式市場をみていると好況を感じています。でも株式なんて興味ない人にとっては、給与はさほど上がっていないし、好況には程遠いです。私にしても、サラリーマンとしての自分と確定拠出年金に精を出す自分は別人格です。。

 

けっきょくは債券頼みの株式市場

3月期決算企業は今期も史上最高益が見込まれています。ファンダメンタルズに裏付けられた株高ともいえます。

ただ、日経新聞当記事によれば、景気が上向くと資金が逃げ出すはずの債券は、むしろ今年は時価総額上昇です。安全資産といわれる世界の債券に、依然として頼りきっています。債券価格は高値を維持しているので低金利のままです。

債券の時価総額は170兆ドルと1年前から17兆ドル(11%)の増加とのこと。前年までの増加傾向よりも、急上昇しているのが当記事掲載のグラフからわかります。それに、金融緩和の「出口」がとかく話題となった一年でしたが、にもかかわらず日米欧の中銀の資金供給量はいまだ拡大していることも、同記事別グラフからわかります。

中銀の債券買取により産み出されたマネーは、マネタリーベースではジャブジャブ状態。でも市中にはお金が廻らずサラリーマンの給与はさほど上がりません。行き場をさまようマネーは、株式に限らず究極の安全資産である金(ゴールド)にまで吹き溜まっている状況です。

 

まとめ

実態感に乏しい株高。株式関連の情報はイケイケ・ドンドンで受け止めがちです。

これまでに述べた通り、日経新聞当記事によれば株式で21%、債券で11%の価値が今年2017年に産み出されました。その価値って何なのだろうか?

何かの拍子に数パーセント揮発してしまえば、イケイケ・ドンドンの相場は大混乱です。

来年も気を引き締めて、確定拠出年金のスイッチングに臨みたいと思います。




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