投信の定期買付日、月初は避けるべし!

月末になるとやはり気になります。日経平均株価の月初高アノマリー。

月初め営業日に過去20ヶ月、前営業日比で上昇しています。今や昔、英EU離脱が決まった翌月にあたる2016年6月からスタートしたアノマリーです。

※月初高の傾向を表とグラフにしました。当ブログ記事の末尾をご覧ください。




アノマリーとは理屈では説明できない事象です。でも、理屈を探したくなるのが人間の嵯峨。

理屈っぽい私の頭は、本来拒絶反応を起こしても良さそうですが、このアノマリーはずっと追い続けています。昨年夏頃から気になりだして度々ブログ記事にしてきました。

最近囁かれている理屈は軽視できません。株や投資に無知な個人が弱みに、機関投資家たちは付け込んでいます。

今日のブログ記事は、2/25『「月初株高」の原動力』からです。

定期買付日は月初めが最多

証券会社を通じて毎月積み立てで投資信託を購入している個人の買い付け日を調べたところ、月初に設定している人が最も多いとのことです。買い付け資金の流入が月初高の原動力となっているようだと当記事は述べます。

当記事には、松井証券における積み立て口座の買い付け日の設定が棒グラフで示されています。毎月1日を買い付け日(横軸)とする顧客数を100(縦軸)としたとき、まず月末が80を下回る水準です。それに続き10日,25日,15日,20日,5日の順に五十日(ごとうび)がおよそ60〜40のレンジに収まっています。その後、27日,26日,28日で30以下です。

月初めに設定する人が多くなる傾向に対して当記事では識者のコメントを紹介しています。

・口座への流入タイミングを忘れないようにする

・購入したファンドの基準価額の計算を簡単にする

たしかに、個人が相場の癖を意識して買い付け日を設定しているとは思えません。1日だけでなく五十日(ごとうび)が多いのも給料振込み日が影響しているようにも思えます。

個人の買い付け金額までは当記事では出てきません。この事実が日経平均の月初高にどれだけ影響しているかは実際には想像の域です。ただ、噂がアノマリーを増幅させ、これにあやかって投資する人達が美味しい思いを継続します。

日経平均株価のアノマリーはさておき、純資産が少ない投資信託は、個人の定期買い付けの癖・弱みに、マーケットは相当付け込んで動いているはずです。信託報酬の僅かな差を気にして商品選びに時間をかけるなら、買い付け日の設定に思考を凝らすほうが簡単にパォーマンスは良くなりそうです。

 

まとめ

私は当日経新聞の記事を、確定拠出年金(iDeCo)に加入している知り合いに見せたところ、早速ご自身の買い付け日を調べはじめました。

個人の定期買い付けの性向が弱みとして付け込まれているようでなりません。確定拠出年金は、ほったらかしが基本とされますが、私のやっている「毎日スイッチング」は極端な運用だとしても、ときどきは運用設定を見直すべきです。




表:過去20ヶ月の日経平均株価の月初高

※2016/7〜2018/2 月初営業日終値-月末営業日終値

※大幅上昇の月もかなりあります。今年1月(Jan-18)は、私は東証に大発会を見に行き、大幅上昇を目の当たりにしました!

月初前日比(円)
Jul-16 106.56
Aug-16 66.5
Sep-16 39.44
Oct-16 148.83
Nov-16 17.38
Dec-16 204.64
Jan-17 479.79
Feb-17 106.74
Mar-17 274.55
Apr-17 73.97
May-17 113.78
Jun-17 209.46
Jul-17 22.37
Aug-17 60.61
Sep-17 45.23
Oct-17 44.5
Nov-17 408.47
Dec-17 94.07
Jan-18 741.39
Feb-18 387.82

 

グラフ:過去20ヶ月の日経平均株価の月初5営業日推移

※2016/7〜2018/2 月末営業日終値を1とした推移

※月初は上昇しても5営業日内にはどこかで下がっています。

※私は、ここのところ、月初は売りをその後は買いを強める意識で「毎日スイッチング」に取り組んでいます。参考までに。

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