中国の自動運転スマートシティ

米中摩擦については、毎日ボゥっと新聞を読んでいるだけでは理解が追いつかず、遅まきながら5月頃からブログ記事を書くようにしています。

株式市場は度々揺さぶられかつ一過性の政治・経済の問題でもないので厄介です。いわば備忘録のスタンスで書いてますが、少しでもお役に立てばと思ってます。

米中摩擦の出来事カレンダー・リンク集

 

中国が200万人都市をまっさらから作る

中国は米国からかの301条を突きつけられました。どうしても301条といえばかつての日米貿易摩擦か脳裏によぎります。

でも、同じ目線で見ていては米中摩擦は認識を誤りそうです。

特にそんな感触を持ったのが、5/20日曜日の日経新聞1面トップ『中国、自動運転の新都市』です。

Googleが自動運転の開発に乗り出し、実験のための都市を作っています。それを上回るスケールのしかも生身の人間が住むための都市を中国は構築するとのことです。

2035年、北京市近郊に200万人が住む都市が誕生します。都市をまるごと作るなんて発想は、過去の感覚でした。ブラジルはアマゾンのど真ん中にブラジリアをつくり、インドは巨匠ル・コルビジェのもとチャンディガールを建設しました。いずれも1950年代に計画され1960年代に実現しました。私が生まれる前の出来事で、建築史の授業ではじめて知りました。

バックパックに明け暮れていた学生時代にチャンディガールには行きました。コンクリートの巨大州議会堂。前面に広がる真っ平らなコンクリートの広場とポツっとたつオブジェは異様な光景です。建築の巨匠の偉大さを感じると同時に、「こんなものを人間は造ってよいの?」、そんな感触を漠然と抱きました。

昔感じたものを呼び覚ましたのが、中国で構想が明らかになった新都市です。




自動運転

かつて日本株が苦しんだ自動車貿易は、世界一の消費需要があるマーケットからのクレームでした。いわば日本からみれば米国はお客様。それに応えるべ自動車関連メーカーは次々と米国工場を建て雇用に貢献してきました。

でも、米中摩擦では中国がお客様です。圧倒的な人口の差です。

当記事によれば2017年の新車販売台数で中国は世界一2887万台で2位米国の1.7倍です。

ディーゼル・ガソリン車の技術では日米欧にはかないません。大気汚染問題もあってEV普及に躍起な中国は、この分野で技術的な支配力を高めようとしています。そして自動運転も。国力に任せ更地に都市をつくり人が住んで需要を生み出し、外資を呼び込み技術を吸収しようと試みています。

まとめ

11月の米中間選挙に向けて選挙民のウケの良い貿易摩擦はさらに加熱しています。でも、中国をはじめ新興国はトランプ大統領の票田の州を狙って農産物の輸入世界に動いています。中国なら大豆の輸入で米国に圧力をかけています。

中国はスマートシティをつくるほどの圧倒的な国力で米国に挑みます。微妙なバランスで動く世界。注視しながら確定拠出年金は毎日スイッチングを進めます。




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