ECB量的緩和は年内終了も、ユーロドルは急落

6/14のECB理事会で量的緩和は年内終了となりました。

緩和終了→ユーロ高がセオリーと思ってましたが真逆の動き。会合の内容が伝わった日本時間22時頃、1.18を付けていたユーロドルは1.16へ急降下。スマフォで様子をみていて驚きました!

手掛かりとなる情報はないかと探してみましたが、「そうかも」レベルのコメントはあっても、しっくり来る情報は私はつかめないままです。こうしたときは、事実を書き留めておくのが何より大事。そんな思いでこのブログ記事は書いています。




決定内容

日経新聞6/15の一面トップは『欧州、年内に量的緩和終了』です。決定内容を4点伝えています。

1.量的緩和は年内終了

2.資産購入額(月300億ユーロ)を10月から150億ユーロに減額し、12月末にはゼロに

3.保有する国債残高は当面維持

→つまり償還分は再投資にまわす意向

4.政策金利は少なくとも2019年夏までは現在の水準

いずれも理事会開催前からマーケットでは囁かれていました。予想通りの結果でした。

5月の欧州

昨年の勢いを失いつつある欧州経済。5/23発表の5月ユーロ圏総合PMI速報値は54.1。高水準にありながらも市場予想を下回り減速が懸念されました。

それに何と言っても5月最終週はイタリア政局混乱。イタリアのEU離脱懸念が意識され国債利回り急上昇、欧州金融危機の再来が頭をかすめました。

地合いが悪い状況にあったので、量的緩和終了の議論は7月のECB理事会に持ち越しとの見方も出ていました。

 

6月の欧州

ところが、イタリア危機が冷めやらぬ最中の6/6、6月会合での量的緩和終了の議論をやるとのECB理事からの強気発言で微妙な変化が起きていたようです。ユーロドルは6月は回復基調にありました。

 

まとめ

4月後半には1.24あったユーロドルは下落が進み5月末のイタリア政局混乱で1.15台を叩きました。6月になって回復基調でした。

でも、6/14ECB理事会で急落。トレンドがよくわからない状況です。

6月理事会で量的緩和終了が議論されたこと、決定内容の1(量的緩和年内終了)と2(資産購入額減)はユーロ高要因でした。ただ、3(償還再投資)と4(政策金利は暫く据え置き)はユーロ安要因として働いたようです。

甲乙付けがたい状況を演出したのがドラギ・マジックなのでしょうか。

確定拠出年金の毎日スイッチングは、梅雨が続きそうです。日米欧、どこをみてもスッキリしない雰囲気です。




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