バフェット氏に学ぶ複利効果、100年後のダウは100万ドル

世界で最も著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏。日本株なんて1株も保有していないのに、日本でも絶大な人気です。お陰様で、私のブログでもバフェット氏を取り上げるとアクセスが増え、彼の人気の程が伺えます。

バフェット指数(バフェット指標)と米利上げ




100年後のダウ平均

バフェット氏の人気は、世界有数の資産家であることだけではないです。遠い未来に対する自信を持った発言が、人々を勇気づけ励ますオーラが人気の秘訣です。リーマンショクでは株式を買い進みました。80代でいつ死んでもおかしくないバフェット氏は、死後の資産は米S&P500株価指数連動資産に置き換えてほしいとのこと、つまり米国株式市場の上昇を全く疑っていません。

日経ヴェリタス10/1号『バフェット氏、100年後ダウ100万ドル予言』によれば、タイトルのごとく100年後までの米国繁栄を疑っていません。

現在2017年においてのダウは2万円代です。

ダウ100万ドルとは、日本円に換算すると約1兆1200億円です。とんでもなくて想像できない金額です。ダウが「兆」を超えるスケールなら、「京 」とか「概」の単位でマーケットは語られることが100年後は当たり前になっています。なかなか手応えを感じるレベルで想像できません。

 

複利効果

バフェット氏のとんでもない発言は、けれとも当記事によれば複利効果という視点からは控えめな発言です。

複利効果とは運用で得た収益を再投資することで、利息が再び利息を生む効果のことです。『一粒の米』の寓話で複利効果の凄さはお馴染みです。1日1粒、次の日はその倍の見返りを大名に求めた農民のお話です。要求を受け入れた大名は、1粒,2粒,4粒,8粒,..,1ヶ月も経たずして大名の米俵は全部無くなりました。指数関数的な伸びは、人間の頭ではなかなか実感できませんが、電卓を叩けば納得できる事実です。

ダウ100万ドルは、年率換算ではわずか3.87%とのことです。私もそうですが投資家が株式に求める利回りの期待値は5%以上です。投資家の期待からすれば、3%代の利回りは確かに控えめです。ただ、物価上昇率の見込み分を差し引けば、3%代は現実的な上昇率であることが当記事では述べられています。

 

まとめ

100年後なんて夢のまた夢です。でも、よくよく考えてみれば子供の世代まで含めれば無責任なことは言ってられません。40代後半に差し掛かった私は、小学1年生の息子を持つパパでもあります。親子で運用すれば通算100年を超える可能性は大です。確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)は、自身の老後の年金ではありますが、運用を通じて獲得したノウハウは、次世代に伝えたいとの思いを持って確定拠出年金に取り組んでいます。




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