私の勤め先は、福利厚生の面では先見の明がありました。
私は、ラッキーでした。
アメリカの制度を参考に、「日本版401k」が産声を上げたのが2001年。
ようやく、本年2017年、20歳~60歳のほぼすべての人が加入対象となりました。
私の会社では、なんと2005年から開始しました。すでに10年以上の運用です。
開始まもなくの頃、とある営業先で人事部の担当者と話をすることがありました。
なにげに、「うちの会社は401kはじめましたよ」と投げかけると、
「相場が下がれば、我々は社員から袋叩きにあう。そんな年金制度なんてゼッタイ導入しないよ!」
と憤慨されたのを、今でも鮮明に覚えています。
時を経て、低金利の時代、401kを導入する企業は増え続けています。
実のところ、随分長い間、知識もなにもなく放置したままでした…。
しかし、知らぬまに積みあがっていた資産をベースに手ごたえを感じながらじっくり運用に取り組んでいます。