10/12週振返り:ゴキブリ発言に揺れるも日経平均4万7,000円台回復

7-9四半期の決算発表シーズンが米国ではじまっています。シーズン初期に発表される銀行株はおおむね好調で週前半の相場を後押ししました。
JPモルガン、トレーディング収入と投資銀行手数料が予想上回る
ただJPモルガン・ダイモン氏の発言が週後半の相場を曇らせました。自動車関連2社が9月に相次いで破綻したことを受け「ゴキブリが1匹いたら、おそらく他にもいるものだ。だから皆、事前に警戒すべきだ」と発言し信用不安が高まりました。
米2社破綻で信用市場に警戒感、「ゴキブリは他にも」とダイモン氏
さらには地銀2社規模に小さいとはいえ融資の不正が明るみとなり相場を押し下げました。
米地銀株が下落、2行が不正疑惑に絡む融資問題開示-信用懸念強まる

米中問題で先週の上昇が一旦リセットされたところからのスタートでしたが、10/17には4万8,000円を回復し、ゴキブリ発言で揺れるものの4万7,000円台で週末となりました。
新政権発足に向けては、自民党が維新と協調する動きがでてきました。維新が強く主張する議員定数削減を自民がのむとのことで両党が接近しました。
高市自民と維新が仕掛ける“対公明リベンジ”、議員定数削減で狙う大打撃、「第三極」の旗降ろす維新は消滅の道へ?

10/21の首班指名が日本市場を動かします。
海外市場が調整に入っても日本にマネーが流入してほしいところです。

 

10/12週間ツイート

■10/14(火)

■10/15(水)




■10/16(木)

■10/17(金)