11/6週振返り:米中間選挙の結果お構いなくランプ点灯、米10月CPI7.7%上昇に軟化

相場への影響が乏しかった米国中間選挙でしたが、いざ始まるとこれに反応しました。
下院で共和党が過半数を取ることが確実と伝わると、大統領が民主で議会が共和の「ねじれ」が発生することは、インフレにつながり得る大型支出や増税が難しくなり株価にプラスとの思惑が浮上し、株式市場は大きく上昇しました。なんだか理由がでっち上げですね。。
前場の日経平均は続伸、米ねじれ議会の思惑 9月半ば以来の高値
その後は民主党が追い上げをみせ上院は民主党が半数を維持できそうな情勢になっています。論点となっていた中絶権問題が要因となっているようです。
【米中間選挙】 中絶権問題が「勝利の鍵」に
それにしてもすぐに決まらないのですね、ジョージア州が12/6に持ち越し。
【米中間選挙】 上院はジョージア州で決選投票へ バイデン氏、民主党の健闘を称賛

結局のところ米中間選挙の結果にお構いなく株価上昇のランプ点灯です。11/10発表の米10月CPIが市場予想を下回る7.7%上昇で、9月の9.2%上昇から軟化しました。
米CPI、総合・コアとも伸びが予想下回る-利上げ減速の余地

利上げペースダウンを期待して10月半ば以降上向きだった株式市場はさらに飛び跳ねました。11/10のNYダウは1,200ドルの上昇です。
146円台をつけていたドル円は米CPI発表を受けて一気に円高に振れ、138円台で週末をむかえています。

もちろん今後揺り戻しはあるのでしょうが、日米株式市場は10月半ばの底値を大きく下回ることはないのかな。
確定拠出年金の資産構成を見直したいとおもいます。

 

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