5/8週振返り:セル・イン・メイ到来、13日の金曜日

5/13は金曜日でした。その前夜、ジェイソンの呪いが私の脳裏と指先をも狂わせました。。
夜中にふと目をひらきネットを見れば米株価指数は、セル・イン・メイの格言を暗示させる強い売りが下げ止まったかにみえます。それでも年初来ではダウ平均が10%超、S&P500が15%超、ナスダックに至っては25%を超えて下げている事実にハッとしました。

普段は円建てで自分のポートフォリオをみているので、ドル円にして年初来10%強の円安で目減りが小さくなかなか実感できません。でも、もし急激な円安の寄り戻しが本格的にやってきたら。。米株価指数下落と円高が同時に進めばダブルパンチです。悪夢にうなされポートフォリオをガチャガチャいじり始めました。でも明けて5/13は大きく反発し、結果としては狼狽売りの感です。

実際、円高トレンドはやってくるのでしょうか?
足元1ドル=129.2円で実質実効為替レートや購買力平価からみて歴史的割安水準です。
国内企業は輸出主導の企業が多いとあって警戒感から実勢より10円近い円高の見通しを示しています。
企業、円安長期化見込まず 為替想定120円以下が8割
米CPIがようやくピークを付けました。価格転嫁に耐えられなくなった兆候との見方で米国経済が後退との認識が広がれば、ドル安ひいては円高になびくかもしれません。

為替の動きが激しく海外株式は手が出しづらいです。ならばと国内に目を向けると日経平均は年初来で10%程度の下落で米国よりはマシです。
ただ、ドル建て日経平均は15%を超えた下落率で米国並みです。それになんと!コロナ前の水準も下回っているではないですか。。しかし、コロナが落ち着き外国人旅行者が増えればインバウンドが期待できますし、7月参院選を控えインフレに対して無策ではいかないでしょう。

ジェイソンの呪いはまだ解けていないのかな。国内外を問わず株式市場は難しい局面です。

 

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