5月米CPIが5.0%で先月に引き続きマーケット予想を超えましたが、株式市場は落ち着いた様子でした。
コロナショックで景況が大きく冷え込んだ前年との比で大きく伸びるのは6月までのようです。FRBがとなえる「一時的なインフレ」に同調した格好です。インフレが低いながらも継続するかはあまり報道されていません。
行き過ぎたインフレ論の揺り戻しなのか、5月には1.7%をつけた米10年債利回りは1.4%台まで下落しました。実質金利のマイナス幅が縮小したのかゴールドも上昇に陰りがみえてます。
FOMCが開催中です(6/15〜6/16)。政策金利の引き上げ(テーパリング)について時期を議論することさえ御法度といった雰囲気がマーケットには漂っています。遠い将来、テーパリングできても2019年のピーク2.5%にも達しないでしょう。
日本時間の明日早朝にはパウエル議長の記者会見です。あらたな見通しが示されるのでしょうか。
6/6週間ツイート
■6/7(月)
米5月雇用統計は大きな動揺なく通過。
10数万人もブレがある雇用者数は当てにならず、失業率の低下の方が注目されたようだ。給付金切れで労働力不足が徐々に回復していく見立てだ。日経平均2万9,000円回復、77.72円高📈https://t.co/RouUABZZSo
— いんとく (@kab_suke) June 7, 2021
■6/8(火)
ビットコイン3万ドル割れみえてきた…
5月のように株式市場は反応してない、暗号通貨どうしであとは勝手にやってくれ〜https://t.co/okzHziFjG5— いんとく (@kab_suke) June 8, 2021
■6/9(水)
3月米追加対策による給付金は銀行貯蓄からMMFへ、
さらにはマイナス金利を危ぶむ短期債よりは低リスクだと、0%金利で引き取ってくれるFRBへの流れが膨張している。ドル指数90割り込む。カネ余りだ〜💸
■ 5/30週振返り:米給付金もらいすぎ?FRBリバースレポ膨張https://t.co/7hAv6OOjiM
— いんとく (@kab_suke) June 9, 2021
■6/10(木)
5月米CPI前年比5.0%📈予想上回る。
前月の4.2%では株式市場に激震、
でも恐る恐るみたNYダウは足元200ドル超える上げ幅❗️直近の米10年債利回りの下げが効いてるのかな❓1.50%台に踏みとどまってる。インフレは一時的との見方が強まったのか。https://t.co/rc8pO6X6UP
— いんとく (@kab_suke) June 10, 2021
■6/11(金)
ECBは成長予測を上方修正するもPEPPの購入ペースは維持。
コロナの回復は水モノだし方針はコロコロ変わらんな。来週のFOMCも静かに通過しそうだ。
日経平均2万9,000円ボーダーに膠着、わずか9.83円安。良い週末を〜☀️https://t.co/CGVnP3FXRo
— いんとく (@kab_suke) June 11, 2021