9/14週振返り:日銀ETF売り開始決定、日経平均4万5,000円台


日米中銀会合が焦点の一週間でした。
米国では0.5%利下げの声があるなかでも事前予想どおり0.25%の利下げとなりました。理事の交代で意見の分裂がでてもおかしくない状況でしたが波乱はなかったようです。
3か月に一度発表されるドット・チャートでは長期見通し(ロンガーラン)は3%と変わらずで、緩やかなペースでの利下げとなる見込みです。
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日銀は金利据え置きでこれも市場予想どおりでした。
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ただ、ちょっとしたサプライズが。日銀がついに保有する32兆円のETFを売却をはじめると決めました。売却額は年間1,500億円とのことでまともにみれば100年かかる緩やかなペースです。
それでも株式市場は極端な反応を示しました。日経平均は一時800円を超える下げをみせ、東証プライム売買代金が8兆円を超える最高額となりました。
東証プライムの売買代金、8.7兆円 1日あたりで最大

日銀会合の前日9/18、日経平均が終値ベースで4万5,000円を突破して最高値更新しました。
ETFショックとはいえ4万5,000円台に回復して終えました。相場はまだ強いです。

 

9/14週間ツイート

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