9/15週振返り:米国4年半ぶり利下げ0.5%を敢行


米国はついに9月FOMCで利下げに踏み切りました。コロナ禍での緊急利下げで0.25%まで押し下げたFF金利は、コロナによる巨大な財政出動をきっかけとするインフレのため5.5%にまで引き上げられました。
そしてようやく4年半ぶりに利下げに至りました。年初には年6回といわれたりしていたわけですがついにその時がやってきました。
7月頃からは利下げは当然視され、利下げ幅が通常の0.25ポイントなのかその倍なのかで見方がコロコロかわる展開でしたが0.5ポイントでした。
FOMC、0.5ポイントの利下げ-積極緩和で経済守る決意表明

最近では「後手に回らない(not behind the curve)」ための焦りがFOMCにはあるのではないかと勘繰られたりしてました。
コロナ後の利上げ局面ではインフレを一時的(transitory)と長らく唱え後手に回った過去が懸念されました。

そうはいっても0.5ポイントとなったのは驚きでした。
マーケットも是非をうまく織り込めていないようです。
日米金利差が狭まりドル円はさらなる円高に向かうと思いきや円安で反応しています。週初には139円台をつけましたが144円台まで円安が進み週末時点で143円台です。
方向感が定まらないですがよくみて取り組んでいきます。

 

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