神戸製鋼があらたな火種、今週の日経平均は揺さぶれそう

今週月曜10/9(体育の日で祝日)の日経新聞朝刊1面には驚きました。記事『神鋼がデータ改ざん』です。あらたな巨大不正です。

神戸製鋼所といえば、新日鐵住金、JFEHDに次ぐ国内鉄鋼業界No3の大手です。アルミ製部材について強度など顧客が求める品質基準を満たしていなかったと発表しました。

神戸製鋼が火種となって、株式市場がしばらく揺さぶられそうです。

 

後日談(10/12時点):

今週は衆院選の要因が圧倒的に強いです。世論調査によれば自民党がかなり優勢で、日経平均は約20年ぶりの高値を更新しました。今週、神戸製鋼が材料になることはなさそうですが、忘れた頃に紛糾しそうで警戒は必要です。

 




改ざんは組織ぐるみ

昨年9月から今年8月末まで強度や寸法などのデータを偽装していたといいます。過去10年に遡った調査でも一部で改ざんが見つかったと発表しました。

管理職も含め少なくとも数十人がかかわっていたことも明らかになっています。売上げに占めるアルミ製部材は約4%とのことです。4%だから一安心とはいってられません。組織ぐるみの不正となると、主力の鉄鋼関連事業にまで疑いの目が掛けられかねません。

 

日経平均株価への影響

神戸製鋼は日経平均株価採用銘柄です。構成率は不正発表前にあたる10/6時点で0.02%です。

注:構成率とは、日経平均株価を100%とした銘柄毎ののみなし値の比率。みなし値とは株価を50円額面相当に換算したときの値。

たかだか0.02%と侮れません。当記事によれば供給は、三菱重工業など航空機関連メーカーやトヨタ自動車など約200社に及ぶとのことです。顧客が求める品質データ書き換えだといいます。法令や日本工業規格(JIS)違反ではないというものの、飛行機や自動車の品質が担保できないとなると被害は拡散します。

三菱重工業、トヨタ自動車をはじめ日経平均株価採用銘柄にネガティブな反応を与えるでしょうし、そうなると株式市場全体にも強い影響を及ぼすでしょう。

海外の反応も心配

組織ぐるみの不正となれば、国内はもちろん海外投資家の目も厳しいです。日本の鉄鋼は「高品質」が売りのはず。粗悪な鉄鋼を過剰供給する中国は何かを批判を受けていましたが、高品質の鉄鋼を生産する会社に不正発覚となると、アルミ部門の話とはいえイメージダウンは計り知れません。なにせ今週月曜日10/9に発覚した事件なので、影響がどれだけの規模かマーケットはよくわかっていません。しばらくはネガティブな材料の出し尽くしにマーケットは走るでしょう。

 

まとめ

心配が杞憂に終わることを祈るばかりです。世の中何が起こるかわかりません。だからこそ、避難訓練を毎日やっている感覚でスイッチングを行い、確定拠出年401,iDeCo,DC)の資産を守っています。




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