確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)の運用に当たって、掛け金をどの商品に配分するかを設定する必要があります。
企業型DC(401k)においては、従業員の意思によらず自動的に運用が始まるため、設定をしない場合にはデフォルト商品が割り当たります。損を出しては従業員からの批判を受けかねないのでデフォルトは手堅い設定になっています。元本確保型商品がデフォルトとなっているのが実情です。
個人型DC(iDeCo)は、自らの意思で加入しデフォルト商品を選択します。株や債券に馴染みのない人は、元本確保型商品の比率が高めがちです。
配分変更をしないと、デフォルト設定のままでいつまで経っても儲けが出ない状況に陥ります。
りそな銀行の確定拠出年金(401k)サイトを例に、配分変更の操作をここでは解説します。
1.ログインします。パスワードを忘れてしまった人は再発行してもらいましょう(参考:ログインしてみよう)。
2.ログイン後に表示されるメイン画面です。画面の下の方に、”運用商品・掛金配分を変更(JIS&Tサイトへ移動)”というボタンがあるのでそれを押します。
3.色合いの違うページが表示されます。りそな銀行と連携しているJIS&Tという会社のサイトのページです。
なりすましではありません。配分変更やスイッチングの記録を管理の業務(レコードキーピング)を委託している会社のページです。
”残高・時価評価額照会”ボタンをクリックします。
4.残高・時価評価額照会ページが表示されます。
左側の緑色のメニューから”商品別配分変更”ボタンをクリックします。
5.商品別配分変更ページが表示されます。
”現在の商品別配分”が上表に、”変更後の商品別分配”が下表に表示されています。
”現在の商品別配分”表は、この例では”りそな_定期預金フリーポケット”のみです。
この商品は元本確保型商品です。つまり、配分率100%が元本確保型商品となっている状態です。
”変更後の商品別配分”表の”配分割合”に、合計が100%となるように入力します。その後に”申込確認”ボタンをクリックします。