半年毎に確定拠出年金の運用状況のお知らせが送られてきます。半年間の状況を振り返ってみました。
2017年9月末〜2018年3月末の半年間です。
株式市場は、衆院選や米大型減税可決でで大幅上昇でしたが、1月下旬以降は物価や金利上昇による景気後退懸念、貿易摩擦から大幅下落でした。
結果としてこの期間のTOPIXは2.48%アップでした。それに対して私の確定拠出年金の含み益(掛け金増分含まず)の伸びは1.65%でした。利回り(初回入金来利回り)は
4.88%→4.76%でした。
1月中の株式相場のピークでガッツリ利益確定できていたらどんなにハッピーだったか。。
「毎日スイッチング」と称して運用に励んでいて、マーケットの見通しについて感じたことをブログに書いたりツイッターで呟いたりしているわけですが、半年間の結果は至って平凡です。。
平凡にも意味がある!
半年を振り返っての率直な思いです。
⑴マーケットリスク
マーケットリスクを超える利回り確保はホント難しい〜!
⑵マイ・ルール
そうは言っても、マーケットリスク相当の利益はマイ・ルール「毎日スイッチング」で出せてひと安心。
⑶ワクワク感
確定拠出年金は、基本的に運用手数料・税金がかかりません。株式投資と比べれば利回り向上の余地あるのでは。ワクワク感が持続の源泉です。
⑴マーケットリスク
マーケットリスクと言っているのはTOPIXをベンチマークとした利回りです。
プロが銘柄選びをして商品構成が決めている「アクティブ投信」が、TOPIXなどの株価指数採用銘柄を全て取り込んで構成される「インデックス投信」を超えるパフォーマンスをなかなか出せないと云われます。
名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』にあるように、プロががんばっても、サルがダーツに当てる確率以上には、なかなか利益が上げられない。マーケットリスクを超える利回り確保はホント難しい〜!
⑵マイ・ルール
「毎日スイッチング」とは、リスク性商品と元本確保型商品間でスイッチングを頻繁に繰り返す確定拠出年金の運用方法です。私が知る限り私しか採用していない運用方法なので、勝手に命名しました。具体的には、ヒント・ノウハウをご参照いただければと思います。
私は、リスク性商品をTOPIX連動インデックス投信、元本確保型商品を定期預金にしています。毎日のスイッチングは、TOPIXの動きに忠実であることをマイ・ルールとしています。TOPIXが上がれば定期預金へ、下がればその逆にスイッチングします。
ただし、バカ正直なマイ・ルールではありません。自動化・機械化はせず、相場の雰囲気を感じ取りながらスイッチングの量を決めています。これは楽しみの部分です。感じた率直な気持ちをブログに綴ったりツイッターで呟いています。
相場を一歩先読みしてスイッチングできたときは嬉しいですよ!
相場に忠実でありながら楽しみの部分を大事にするマイ・ルールです。楽しみながらも相場と変わらない収益が得られてひと安心でした。
⑶ワクワク感
スイッチングは、専用サイトから行います。私の場合はJIS&Tです。サイトは数字が並ぶだけで、一般の人にとっては全く面白みに欠けます。「確定拠出年金が普及しない」、「元本確保型にばかり掛け金が集まる」といった批判をよく耳にするわけですが、専用サイトをもっと工夫すべきです。
『ローマの休日』を確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)サイトで配信してほしい
です。エンターテイメントの要素を取り入れないと確定拠出年金は普及しないのでは?そんな思いをもっています。
専用サイトがつまらないので、株式投資もやっています。日々のワクワク感があるからこそ、毎日スイッチングは持続しています。
私の資金力と実力では、株式は頻繁には売買できません。手数料と税金の負担分を上回るパフォーマンスはなかなか出せません。
でも、マーケットリスク相当の利益を確保するレベルの実力なら身についてきたのかな。この大相場を乗り越えての感想です。もし今後も同じパフォーマンスを持続できるなら、手数料・税金がない確定拠出年金なら、株式投資を上回る利回りを実現できるのでは。ワクワク感も大切にしたいと思います。
まとめ
平凡な結果でしたが思いは複雑です。こうして記事にして少しスッキリしました(^^)