順張り思考で相場に挑む私は、こうしたときにバカをみる。。
中国は絶好調です!上海総合指数は3500を回復してます。先月3300あたりで停滞した後、一気に伸び上がりました。龍が立ち上がった。過去1年日足チャートをみているとトレンドの変化を感じます。陽線で真っ赤です。
昨年10月の共産党党大会は、是が非でも成功裏に終わらせたかった中国。ムリクリ官制相場で上海総合は押し上げられました。党大会を迎えた頃は3400です。それが11月後半から下落に転じました。一時的な停滞を経て、昨年末から龍が如く急上昇です。
党大会後にムリがたたるとの予想がマーケットでは優勢だったと思っています。相場のことは相場に聞け。私は素直に従っただけです。。
元の「基準値」算出方法がもとに戻る
コロコロ変わる人民元の基準値算出方法。1/15日経新聞『中国、元高誘導を緩和』によれば、昨年5月に変えた算出方法を今年1月になって再度変更したようです。
基準値とは、中国人民銀行が毎朝、大手銀行十数行からの報告を基に算出する元取引の基準となるレートです。
SDR通貨バスケットに組み込まれるまでになった人民元ですが、完全変動相場制への道のりは長いです。5月の算出方法変更はその道のりと逆行するものでした。当記事にあるように、
各銀行は前日終値ベースに報告値を決めるが、人民銀の指示を受けて17年5月から急に元安に振れた場合でも報告値への反映を抑える特殊な操作を導入
していました。ところが、
人民銀は17年に指示した操作を行わないように指導した
ことが明らかになりました。算出方法が5月以前に戻ったようです。
10月党大会に向けてのあからさまな元高誘導です。上海総合は必然的に上昇しました。
党大会後のハードランディングは世界のマーケットが恐れていました。そんな警戒心の高い中、算出方法の再変更の当記事ニュースには正直驚きました。実体経済への見通しが明るくなったからかもしれません。当記事では、人民銀による巨額の為替介入や資本規制、元での国際決済低下などの副作用が算出方法変更の要因になっていると述べています。
まとめ
私はおよそ1ヵ月前の12/18にはこんなブログ記事(↓)を書いて、中国にはネガティブな目ばかり向けていました。2年前のチャイナショックはもう勘弁です。ブログに書いた通り、確定拠出年金の持ち高は減らして年を越しました。おせちはおいしかったです(笑)。年明けの大相場で利益を取りこぼしほろ苦い思いはしましたが。。