3/23の空売り比率50.3%は過去最高。東証が公表をはじめた2008年11月以降の記録です。
米中貿易摩擦が高まるなか、通常は40付近をうろつく空売り比率が飛び跳ねました。
信用取引から足を洗い「毎日スイッチング」へ
信用取引にはまると、いつも売買していないと落ち着かないです。吸血鬼がごとく吸い上げられていく手数料をみていると何もしないわけには行かなくなります。
2年前は悪夢でした。チャイナショック、原油安、日銀マイナス金利導入。。私は2016年初めに信用取引から足を洗いました。
インバース型の商品も今は保有していません。上げと下げの両取りはホント難しい。。精神的に休む暇がないのは辛いです。
確定拠出年金の「毎日スイッチング」は、信用取引をやめた頃に思い付きはじめました。
国内株式連動商品と定期預金(元本確保型)との間でのスイッチングを繰り返します。
株式売買でいえば、国内株式連動商品→定期預金(元本確保型)へのスイッチングが売り、その逆が買いです。
確定拠出年金は運用手数料・税金はゼロです!毎日スイッチングは、このメリットを最大限活かす運用方法です。
資金力がない私は、現物取引であっても繰り返し売買していては運用コストがバカになりません。
私にとっては、「毎日スイッチング」は禁煙パイポみたいなものです。信用取引から身を引いて健康になりました。追い証に悩む時間をブログ執筆にあてられて健康的ですw
信用買い残は減少の兆し
3/23の過去最高の空売り比率50.3%に驚いたとき、2年前の辛い時期の自分を思い出しました。そして心配になったのが信用買い残の動向。
3/2申し込み時点の信用買い残は3.6兆円でした。空売り比率の市場最高ほどは話題になりませんでしたが、3月初旬に10年半ぶりの高水準をつけました。
日経平均は2万円を超えて株価水準が高いので致し方ないとこともありますが、それだけ市場がリスクを背負い込んでいる現れでもあります。空売りが飛び跳ねたとき、投げ売りも飛び交ったはず。。
信用買い残のこの山場は昨年11月初旬から急上昇でした。上に掲載チャートでは右上にみえる山場です。日経平均は1月下旬から大暴落でしたが、押し目を当て込んで信用買いはむしろ増加しました。
現在は4週連続の買い残減少です。
制度信用の期限は6ヵ月。昨年11月に買った人は、ちょうど今頃期日を迎えます。
株式市場は回復傾向です。間に合って良かった!