国外の事情ってよくわかりませんね〜。英語が堪能ならフィナンシャル・タイムズでも読めば一歩近づけるかもしれません。
英語の勉強にと、Japan Timesを読んでいた時期が私にはありました。2年ぐらいの期間でした。その結果TOEICが800点を超えましたが、英字紙は継続は難しいです。読んでいるようで読んでいない、購読やめました。
それに比べ、日経新聞の購入は5年目に突入です。前日仕事が遅く疲れているときでも通勤電車で読む日経新聞で気力が幾分回復します。これから始まる相場を思うと前のめりになって読めます。
そして、日経ヴェリタス。日曜発行の週間紙です。やはり5年ぐらい読んでます。日曜日になると駅前のキヨスクに買いに行ってましたが、最近ようやく定期購読に切り替えました。
日経ヴェリタスの方が日経新聞に比べ、より投資家魂をくすぶる記事が多いです。当紙のネットでの評判は冴えないですが、いちど買ってみることおススメです。
投資家気分の人なら誰でも、米減税法案の年内可決が気になります。私が読んだ記事の中で、最もリアリティ溢れる日経ヴェリタス記事を紹介します。国外の事情に一歩近づいた感じを当記事を読んで感じました。
日経ヴェリタス記事
12/3日経ヴェリタス『米減税法案、年内成立へ難路続く』です。要点です。
・フリン氏解任で揺れるも、12/1米国株式市場は350ドル安場面から減税法案可決の票読みから41ドル安まで回復。
・「可決に必要な共和党票を確保した」との共和党サイドからの発言が伝わったからです。
・早期解決困難の状況が変わったのが11/28日午後。強硬姿勢の上院議員の発言が変わり始める。定員100の上院で共和党議席は52。たった1人の発言軟化で法案成立の確度が高まったとのこと。
・共和党財政緊縮派の声は小さいとは思わなかったとの米エコノミストの弁。この辺りが、あまり報道されていないレベルの国外感触です。トランプ氏が減税を叫ぼうとも、共和党の主流は財政緊縮のはず。
・11/30には、かの大物マケイン議員も賛成に回りました。これにより可決のメドが立ったとのことです。
・流れが変わったのはなぜか?
・11/7のバージニア州とニュージャージ州で行われたという知事選で民主党が大勝したからだと当ヴェリタス記事は伝えます。
・来年の中間選挙をにらめば、共和党に危機感が相当募っていたようです。
・11/28以降3営業日でダウ700ドル近く上昇、2万4000ドル突破です。
・もっとも、難路は続く。
1)上下両案の統合案を可決するか
2)上院案をそのまま下院で採決後大統領署名
のどちらかが必要とのことです。
・そのリミットが12/15。それは議会が開催できる期限です。
・12/12のアラバマ州上院議員補欠選挙で議席を失うと、51対49となり共和党は大ピンチに陥ります。
まとめ
来年の米中間選挙を睨むと、トランプ氏の意向はともかく、共和党としては待ったなしの状況のようです。
ライブ感は大事です。確定拠出年金を毎日スイッチングしていると、こんな記事が気になります。