12/15週振返り:利益確定売りめざましく…NYダウ50年ぶり10日続落


12月初はじめ12/4に史上最高値をつけたNYダウが翌日から下落で、50年ぶりの10日続落を記録しました。とどめはFOMCで利下げペース鈍化で相場が荒れるなか1,000ドル超安でした。11月大統領選で開いた窓をNYは閉じるまで下落しました。
生活必需品のP&Gや一般消費財のホームデポが高金利の継続にへたれ、 金融のゴールドマンサックスやJPモルガン、情報技術のエヌビディアといった今年のこれまでの相場を終始牽引してきた銘柄がこの間が下落しました。
CEOが射殺される事件が起きたユナイテッド・ヘルスの下落もムードを暗くしました。
NYダウが1100ドル超安、10日続落は50年ぶり

FOMCでは3会合連続0.25%で利下げとしてものの、ドットチャートによる金利見通しは上向きでロンガーラン金利は中央値3.0%になるに至りました。
利下げにより短期金利は下がるものの長期債利回りは上昇し、利回り曲線のスティーブ化が顕著になってきました。
米国債利回り曲線スティープ化、22年以来最大-FRB姿勢シフト意識

年間を通じて米国株式市場は堅調でしたが、イールドスプレッド(S&P500益回りと米10年債利回りとの差)はもう昨年あたりから0%付近でもつれ合いで、債券有利が続く情勢が来年はやってくるかもしれません。
よくみて取り組んでいきたいとおもいます。

 

12/15週間ツイート

■12/16(月)




■12/17(火)


■12/18(水)





■12/19(木)


■12/20(金)