このブログで推奨している「毎日スイッチング」とは、自分自身で移動平均線を作っていることに他なりません。
移動平均線とは新聞やネットで知るべき情報であって、それに合わせて売買するんじゃないの?そう考えている人が普通の感覚です。しかし。
機能していない株価指標ばかり
私は日経平均株価の動きとその関連指標をもとに、毎日スイッチングしています。
日経平均の予想PERやVIを、通勤電車の中で読む日経新聞のマーケット欄で毎日チェックしています。
予想PER(株価収益率)とは、企業が生み出した利益に対して何倍の株価が付いているかを示す指標です。倍率が高いほど将来期待が高いことを意味します。
VI(恐怖指数)とは、オプション取引の先行きを示す指標で、低いほど恐怖感がなく株式市場が安泰であるとみなされます。
5月ぐらいから続く膠着相場で、予想PERもVIもうまく機能していません。私は、確定拠出年金とは別に証券口座を開き、株式やETFの売買をしていますが、こうした株価指標がこれまでの常識通りに動いてくれなく手こずっています。。
失敗や悩みあれこれ:
日経平均VIが全く機能していない
日経平均予想PERが、業績上振れ多発なのに動きが少ないのは何故だろう?
本日9/8日経新聞『株、1万9000円前後に節目』に、主な株価指標を示しどれも割安だといっています。
200日移動平均=1万9396円
騰落レシオ=80.7%。4ヶ月ぶり
予想PER=13.8倍。1年ぶり
PBR=1.2倍。4ヶ月ぶり
予想配当利回り=1.8%。10ヶ月ぶり
この記事では「割安」と表現していますが、「機能していない」と感じてしまいます。
因みに、この記事内には登場しませんが、
VI=17.21
です。
移動平均線を自ら作る
当記事では、割安という指標の中でも200日移動平均をメインに論じられています。日経平均株価は、1万9396円です。かろうじて移動平均と同じ水準にとどまっています。200日は、土日祝日を除いた営業日数のおおよそ1年に相当するので、長期投資の指標として多くの投資家が重視しています。
当記事によれば、「投資家の含み益はゼロになった計算」です。
実は、移動平均線は自ら作ることができます。
確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)は、手数料・税金が実質ゼロで運用できます。毎日スイッチングしてもコストが掛かりません。このメリットを活かせば毎日売買(スイッチング)しましょう。ずっと続ければ自分なりの移動平均線が描けます。
取得価額と時価総額の乖離、つまり評価損益の動向を毎日ウォッチしています。
私も評価損益がゼロ近辺をウロウロするようになりました。日経平均株価も200日移動平均線に近づいているのだから仕方ないなぁと、漠然とおもっています。当記事を読んで、新たにそう感じました。
昨年11月のトランプ大統領当確から始まった世界的な上昇相場で生まれた大きな含み益を、世の中の投資家は利益確定をおおよそ終えたのだと、200日移動平均線に迫った日経平均株価から感じます。
まとめ
自分を信じるしかありません。毎日スイッチングによって自分が描いた移動平均線を信じましょう。日経平均200日移動平均線と比較するなどして手応えを持ちましょう。