TOPIXが1991年以来の大台2,000にタッチです。
先週は日米中央銀行のアナウンスメントに注目が集まりました。3/17の米パウエル議長会見では早期利上げに否定的な考えを示され、ドットチャートからも2023年までは利上げがなさそうで株式市場に勢いがつきました。NYダウは3万3,000ドルを突破です。
TOPIXは2,000、日経平均は3万円を超え、切り良い数字が並びました。
ただ3/18の日銀政策決定会合が曲者でした、ETF購入を巡り波乱が。。上限12兆円残して年6兆円目標を削減までは事前に市場にリークされていた通りだったものの、購入対象をTOPIX連動のタイプに限定するとの意向が示されました。TOPIXは2,000を維持したものの、日経平均は424.70円安の暴落で先週は引けました。
今週になっても連日の下げで3/23終値で日経平均は2万9,000円を割り込みました。週末のルネサスの半導体工場の火災が株式相場を直撃しています。TOPIXも2,000は割り込んだものの下落率は日経平均よりは低く抑えられています。
それに金利を巡る不安は依然として重しになっています。米10年債利回りはパウエル議長会見を受けてさらに上昇して1.76%を付けました。その余波は新興国にもやってきています。ブラジル、ロシアそれにトルコと利上げに踏み切っています。新興国からの資金流出の懸念が波乱をもたらしそうで心配です。
3/14週間ツイート
■3/15(月)
落ち着いたかにみえた米10年債利回り、
再び上昇1.6%台📈それにはさほど反応してないようだ、日経平均49.14円高。
金利上昇を容認❓足元のNYダウ先物は上向き加減だ。https://t.co/ubP2V0CeiA— いんとく (@kab_suke) March 15, 2021
■3/16(火)
米国では新規感染者数が1月ピークの5分の1に激減とのこと。
成立した追加経済対策は7割ともいわれる世論の支持を得ている。ワクチン普及期に政権交代したバイデン大統領は幸運なのか❓変異種次第だな。
■ 3/7週振返り:米追加経済対策が成立、NYダウ3万2,000ドル突破!https://t.co/7hAv6OOjiM
— いんとく (@kab_suke) March 16, 2021
■3/17(水)
TOPIXが1991年5月以来の高値圏1,984.03。
と云われてもなんのこっちゃ〜壁に貼ってある長期チャートです。前年はイラクのクエート侵攻で原油高・円高、バブル崩壊に追い討ちをかけた。翌年1月の多国籍軍の攻撃をきっかけに一時的に回復したのがこの頃だ。
その後はソ連解体と激動の時代だ。 pic.twitter.com/wpLyTPmO9P
— いんとく (@kab_suke) March 17, 2021
■3/18(木)
米FOMCでは当面の利上げを否定で株式相場は記録づくし。
NYダウは3万3,000ドルを突破❗️
TOPIXは2,000、日経平均は3万円を超え切り良い数字が並んだ😀年度末の持ち高調整はあろうけど新たなステージだ。https://t.co/KQQQKgJY8k
— いんとく (@kab_suke) March 18, 2021
■3/19(金)
日銀点検細かなサプライズ❗️
ETF購入、上限12兆円残し6兆円目標を削るは予想通りもTOPIX連動に絞るは妙手✋TOPIX上昇で日経平均暴落の珍事、NT倍率0.2ポイント急降下14.81。
金利変動幅0.25%程度へ拡大も案の定だったけど「連続指し値オペ」なる不妨な一手👊
良い週末を〜https://t.co/iDoLbsH9LX
— いんとく (@kab_suke) March 19, 2021