ETFライクな401k・イデコ運用法

株式投資をしている人にはお馴染みのETF(上場投資信託)のように、確定拠出年金の商品は頻繁にスイッチング(売買)できます。

「確定拠出年金の毎日スイッチング」とは、

・売買手数料/税金がゼロ

・1口=約1円で少額売買が可能

というETFを上回るメリットを活かした401k・イデコの運用手法です。

他にも思いつく人がいそうなのに、インターネット上で探しても未だ発見できていません。

現在の私のブログは、銀河系の惑星に向かって発信する宇宙人からの電波みたいな存在です(^^)




ETFライクな「毎日スイッチング」の普及はこれからかな

投資信託をまるで株式のようにタイムリーに売買できるようにしたETF(上場投資信託)は、広く知られた存在です。

1990年にカナダのトロント証券所に上場したのが、世界初のETFと云われます。およそ30年前に誕生しました。

 

老後に活用する資金を確保するための確定拠出年金は積立運用が当然と思われてますが、ETFライクに頻繁に売買(スイッチング)する手法だってあります!

 

今では年々目覚しく規模が増大するETFですが、誕生は30年近く前です。確定拠出年金の毎日スイッチングも、長く続けていないと世の中に広く認知される存在にはならないのでしょう、、

 

不安になれば現金化して休めばいい

ETFと同じく確定拠出年金の商品は現金化(利益確定)できます。これができないと思っている人が多いです。

利益確定とは

「商品構成は国内株式、海外株式、国内債券、海外債券の4種類でなされるべき」で「自分が取れるリスクや経済情勢に応じて構成比率を調整すべき」といった考え方をする人は見落としがちな観点です。

 

不安になれば定期預金商品へスイッチングして休めば良いのです。そしてリスク性商品を購入したくなれば定期預金型商品からスイッチングして現金を引き出せます。

少しずつ試せる、毎日でも

ETFの売買なら掛かる手数料、税金は確定拠出年金なら掛かりません。コスト0なのでETFより気楽に取り組めます。

しかも確定拠出年金は1口=約1円の商品ばかりなので少しずつ試すことができます。

 

次の2点のようにETFより不自由なこともあります。でもこの特性をあらかじめ知っていれば、確定拠出年金に対する抵抗感はずいぶん取り除けると思います。




⑴ETFがタイムリーに売買できるのとは違い、確定拠出年金はチャンスは1日1回です。それでも長期投資する人にとっては十分な頻度でしょう。

 

⑵ETFなら指図したと同時に約定します。確定拠出年金は指図から約定までのタイムラグがある点もたしかにETFでの売買との違いです。

確定拠出年金商品は、買いなら最短2営業日、売りなら最短で当日の約定です。

買い:国内株式連動商品→定期預金型商品

売り:定期預金型商品→国内株式連動商品

※海外株式連動商品なら各ブラス1日を要します。

国内株式連動商品の場合、2日後の相場を予想して「買い」の指図を出す必要があります。もし予想が外れ心配なら、約定当日に「売り」を出して打ち消せます。指図は朝10時、約定は15時がリミットです。実質5時間のタイムラグをガマンすればETFと同等の売買を毎日でもができます。

ヒント・ノウハウ

株式は積立て、確定拠出年金は毎日のススメ

まとめ

どんなやり方であれ、まずは確定拠出年金をはじめることが大切です!

私がETFライクなこうした確定拠出年金の運用を続けているのは、金銭的な損得の問題だけではありません。日々の売買を通じて世の中で起こる出来事への感度を高めたいからです。

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