5/26週振返り:高値圏で一進一退、気になる借り換えリスク


5月が終わりました。年初来の上昇率は日経平均が15.62%、TOPIXが16.55%、米国に目を移せばナスダックが13.34%、S&P500が11.27%です。
TOPIXを除けば市場高値を更新しました。
日本ではマイナス金利が解除され早くも利上げに踏み切りそうで、米国では年6回ともいわれた利下げは今だ行われず、
予想に反する金利動向のなかでも株式市場は楽観的に伸びあがり、高値圏で一進一退です。

高金利への耐性を高めているとはいっても、融資の借り換えがうまく進まなければ市場の重荷になりそうです。
コロナ禍で中小企業向けに実質無利子・無担保による「ゼロゼロ融資」の返済が最後のピークを迎えていますが、借り換え保証などの資金繰り支援策を延長しています。
やはりコロナが過ぎ去ってもその後遺症へのケアが欠かせません。
「ゼロゼロ融資」返済ピーク 資金繰り支援策 6月末まで延長へ
固定3%台が主流ともいわれる低金利下で借りた住宅ローンのおかげで個人の耐性があるといわれてきましたが、年月が経てば転居のニーズも増え、新規購入しようとする若年層も増加するわけで、
今や7%前後ともいわれる水準は厳しい状況です。
消えるアメリカン・ドリーム、住宅ローン金利の高止まりで持ち家断念
コロナ貯金が底をつきクレジット債務が悪化の一途です。利払いの負担が重くなるほど消費が悪化しそうです。
米家計債務が過去最大、インフレ直撃で返済遅延も増加-NY連銀調査
これはちょっと意外な記事でした。米国企業は現金などをMMFや債券など利回りが高い商品に移し高い金利収入を得るようになり、ハイイールド債の借り換えが進んでいるとのことです。
コロナ禍で大量に発行された社債の償還が多い「24年の山」が懸念されていましたが無事乗り越えられそうで、現状では新規発行も増え償還が増えるのは26年以降にシフトしているようです。
米低格付け債「償還の山」遠のく 企業、高金利に耐性

6月前半は中央銀行会合が集中します。
6/6ECBは利下げにいよいよ踏み切りそうで、6/11~12のFOMCは金利据え置きでしょう。
6/13~14の日銀は世界から注目を集めそうです。4月会合後にみせつけられたドル円160円を超えた円安と為替介入に対して、なにもせずにはいられないでしょう。

 

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