確定拠出年金とともに株式投資をやってます。株式投資といってもETF(上場投資信託)が大半です。中でも東証RIET指数に連動したETFを今年春先から買い進んできました。
先週前半、ついに跳ね上がりました。8月以来の1700台間近です。
REITに投資するワケ
REIT自体に大した知識はありません。勤め先で加入している確定拠出年金(401k)には REIT連動商品がありません。そのため自身の証券口座を使って購入しています。資金力も大したことないのでNISA(少額投資非課税制度)を使っています。
RIETは、仕組み上そもそも利回りが良いし年4回の分配金で、ちょっとしたお小遣い気分です。確定拠出年金はやたらと神経質に相場の動向をみて「毎日スイッチング」なんてしてますが、株式投資はお遊び程度なのでむしろ積立投資でもよいと思っているくらいです。ドルコスト平均法でほったらかしでもいいぐらいです。
それに日銀は金融緩和の一環で、年間900億円買いまして下支えしています。ぬるま湯です。
それに、「毎月分配型投信問題」を逆手にとった購入です。利益が出ているかどうかに関わらず分配金を出している投信を、金融庁は業界に対して販売自粛を要請しはじめました。毎月分配型投信は、利回りの良い REITを純資産にしている商品が多いです。そのため、今年になって毎月分配型商品からの資産流出で REITは不当に下落しています。
過去記事:
REITがお買い得に、毎月分配型投信の資金流出のためか7月に入り指数1,700を割り込む
報われる時が来たか
東証REIT指数は11/15に年初来安値1603を付けて以来ジャンプアップしました。9月下旬から11月上旬にかけての株式市場急上昇は一服感です。追いつこうとする動きがREITに現れたのだと思います。
11/26号日経ヴェリタス『TOPIXと相関薄れる』には、TOPIXと東証REIT指数の250日移動平均の相関を、2008年からの折れ線グラフとして掲載しています。0.4〜0.6あたりのレンジでの推移が今年2017年半ばは極端に落ち込み0.1付近です。直近僅かに相関が高まっています。当記事によれば、国内REIT市場全体の長期金利に対する分配金利回りスプレッドは4.2%、勘定評価額をベースとした平均NAVは1.06倍で2012/12以来の割安水準とのことです。
同号日経ヴェリタス『毎月分配ファンド、「止血」へ』によれば、分配金を半減してまで基準価額上昇を目指す投信が現れて来ているようで投信販売側の危機感は待った無しのところまで来ているようです。
まとめ
REIT指数は底入れ感が出てきたようです。底値で購入した分は利益確定して様子見しようかと思っているところです。