まずは基本形、ドルコスト平均法1

401kを導入する企業は、開始にあたって社員教育が行います。

必ずそこで耳にするのが「ドルコスト平均法」です。長期投資の基本です。

 

ヘンテコな名前です。アメリカから入ってきた手法なので、”ドル”と付くようです。

イギリスでは”ポンドコスト平均法”と呼ばれているそうで、まずは、名前のインパクトに気を取られないようにしましょう。

 

「定額購入法」とも云われます。こちらのほうが、シックリくるかもしれませんね。

一定期間ごとに、決まった金額を積み立てていく投資法です。

401kでは、毎月決まった金額を、運用サイトで扱う金融商品に対して拠出します。

たとえば、毎月2万円を、日本株式連動の商品に対して拠出します。

 

イチロー効果、覚えていますか。「金額=単価×口数」です。

 

株価指数(日経平均株価やTOPIX)の動きに連動して、金融商品の単価は決まります。

拠出した額を単価で割った口数だけ、商品を取得することになります。

単価が2円であれば、1万口が取得できることになります。

2円×1万口=2万円を拠出したわけで、この時点での評価額は2万円となります。

 

商品単価が低い、つまり景気が悪く株価指数が低いときには、口数は多く取得できます。

逆に、商品単価が高いと、取得する口数は少なくなります。

 

ドルコスト平均法(定額購入法)を用いることで、

まとめて拠出するよりも低いリスクで、口数を増やすことができます。

口数を重視する手法です。この手法のメリットは、またこんどお伝えします。

 

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