政権発足から100日間は、ハネムーンとか云われ注目され、歴代大統領と比較されます。
トランプは、大統領選中は「100日プラン」と呼ぶ公約を掲げました。
就任式パレードは早々と済ませ、直後に大統領令を発しています。TPP離脱も数日後に宣言しました。
でも、今では、100日は「ばかげた基準」とツイッターでつぶやいています。
本日4/29の日経新聞によれば、支持率は歴代大統領に大きく差を付けられています。
第1四半期の平均支持率は、トランプが41%。他の大統領は50%を超えています。
中国の為替操作国への認定も見送り。ロシアに接近と思いきや、シリアへのミサイル攻撃で関係悪化。
外交の方向性はみえません。
テロ関係国からの移民受け入れ停止の大統領令を発しましたが、裁判所の差し止め命令を受けました。
大規模な抗議デモも起きています。
100日プランの中でも、前オバマ大統領のレガシー「オバマケア(医療保険制度改革法)」撤廃の公約は、
代替法案の議会採決ができず、政権運営力の弱さが露呈しました。
そもそも政治任用職の大部分が空席で、政権運営のスタッフが揃っていないので力を発揮できません。
トランプ大統領の一言に振り回されて続けてきました。
100日を超えると、”飽き”が出てくるかもしれません。
2月末まで一気に駆け上がったトランプ相場は、以降一進一退。
トランプの発言が効かなくなってくると、地政学リスクなどネガティブ材料でてくれば、暴落を招く恐れを感じます。
確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)のスイッチングにも慎重になっています。