明日(4/17)の日経平均株価は、暴落から始まり、リバウンドするのか。
後日談:終値ベースで、前営業日4/14が18,335.63円、4/17が18,355.26円
世間の予想どおり、16日早朝、北朝鮮は弾道ミサイルを発射しました。
故・金日成主席の生誕日の4/15は、北朝鮮でもっとも重要な祝日です。
それに合わせてミサイル発射は予想されていました。でも、失敗。
北朝鮮側からみれば、何かを「やらざるを得ない日」です。
たとえば、日本で云えば、靖国参拝の是非を問われる8/15と似た心境です。
私の勝手な推論かもしれませんが、わざと失敗したのではないか。
これだけ世間が注目する日に、何もしなければメンツが立たない。
しかし、やれば世界からの圧力が確実に高まります。
失敗で妙な安堵感が漂うのではないか…、それはよくない。
日本海に向かって発射は、断固抗議すべきです。
4/14には、米国が原爆に次ぐ性能といわれる超大型爆弾をアフガニスタンに投下しました。
北朝鮮への威嚇の意のようです。米国は、空母カール・ヴィンソンを北朝鮮沖に向かわせています。
先週は、「中国軍15万人を北朝鮮国境沿いに配備」とのウワサが流れました。
中国は完全否定していますが、米中の駆け引きが強まっています。
4/25は、朝鮮人民軍の創設85年の節目で、4月は重要な日程が続きます。
北朝鮮問題に対するオバマの穏健路線は、トランプによって崩されそうとしています。
米国単独での介入の可能性を示唆しています。緊張の日々が続きます。
日経平均株価が暴落で始まってもおかしくありません。
でも、暴落で始まっても、「やらざるを得ない日」を消化した安堵と、ミサイル発射失敗の安堵から、リバウンドがあるかもしれません。
結局のところ、正確な情報、今後の見通しは誰にもわからない。
入ってくるニュースを、株価指数の反応をみて温度感を知ろうとする日々です。
拉致問題を除けば、北朝鮮問題は、「対岸の火事」になりがちです。
毎日続けている確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)のスイッチングにも、この温度感を織り込み見守っていきたいと思います。