10/30週振返り:4回連続0.75%米利上げ、ペース減速期待でリスクオン継続

11月のFOMCで4会合連続の0.75%利上げを敢行し、FFレートは4%に到達まで到達しました。
物価上昇はピークを付けた感触が得られていないというのに、利上げペースの減速を期待が台頭してきています。

米国は元気でも他の国がついていけない。。利上げ幅を豪州は0.25%に縮小、カナダが0.5%に縮小といったニュースがクローズアップされています。
世界の利上げ姿勢に温度差
世界経済が減速すれば米国も利上げペースを落とさざる得ないという消極的な理由が背景にあるようです。

利上げペースの減速となれば、先行きがどうであれ株式市場はリスクオン継続です。
11/5発表の10月米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を上回る26.1万人の伸びで、利上げペース減速に反する結果となったわけですが、NYダウは401.97ドル高の大幅上昇でした。

インフレ益を加味すれば、株価水準を単純にコロナ前と比較するわけにはいかなくなっています。
乱高下は続くものの一方的に下落が進むといったムードもなく、「行けるところまでは行く」といった楽観に支配され株式市場は動いています。

過度な悲観に陥らず順張りでよくみてやっていきたいとおもいます。

 

10/30週間ツイート

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