11/27週振返り:為替介入なしの11月、ドル円134円台

円安におびえる日々から遠ざかっています。11月は為替介入がゼロとのことでですが、介入なくても円高が進行しています。
11月の為替介入はゼロ、3カ月ぶりに円買い介入実施せず-財務省
11/30のFRB議長発言を受けて米利上げペース減速への思惑から一段と円高が進み、ドル円は134円台で今週を終えました。

「再任の希望はまったくない」なんて発言が11月には日銀・黒田総裁の口から飛び出し、これまでのご苦労をおもえば本音でしょうし金融政策の波乱回避の牽制とも受け取れます。
日銀・黒田総裁「再任の希望はまったくない」 続投の意思問われ

米CPI7.7%上昇鈍化のニュースを受けて11月上旬からはじまった円高局面が意外に続くのは、イールドカーブコントロールの変動幅見直しなど日本でも金融引き締めに舵を切りかねないからです。 
11月には総合が3.8%上昇しており日銀が掲げる物価目標2%をはるかに超えています。
コラム:日本にもCPIショック、電気代値上げで来年も上昇持続か
輸入品の価格ばかりがあがり賃金上昇をともわないので日本においては緩和継続が既定路線となっていますが、来年4月の総裁任期満了が近づくにつれ政策見直しの思惑が高まるのは致し方ないようにおもいます。

為替の急変に惑わされずやっていきたいとおもいます。

 

11/27週間ツイート

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