11/5週振返り:動かぬドル円150円、キャリー取引スパイラル

ここのところ「円キャリー取引」をよく目にするようになりました。
焦点:円売り新展開、キャリー取引急増 米利上げ終了の思惑
円キャリー取引とは、低金利通貨である円で借り入りて高金利通貨に変えて金利差を狙う運用です。
10月以降なんだかんだドル円は150円付近に張りついたままです。10月末のYCC再修正があっても米国では高金利に違いなく円安基調は変わらずで、緩やかな円安である状況では為替介入ともいかず、為替変動が落ち着くとの見立てからキャリー取引へのリスクが弱まっているようです。

そしてキャリー取引によって円売り圧力がかかるので、緩やかな円安スパイラルにはまってしまっている感です。
上場企業の4-9月の純利益が前年比3割増とのことで円安効果も大きいようです。
上場企業の純利益3割増 4~9月、車や訪日需要好調
為替が安定すれば企業も動きやすいでしょう。日経平均は先週回復した32,000円台を維持しました。一段高を期待したいところです。

 

11/5週間ツイート

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