3/23週振返り:米関税第2波、自動車25%例外なく


コロナウイルスのように大して当てにならない情報をもとに耐え忍ばねばなりません。。
先月末が第1波ならば現在は第2波の渦中です。
第1波では、メキシコ・カナダからの輸入品に25%関税、中国には既に2/4に発動していた追加10%に10%上乗せする内容で3/4発動でした。
メキシコ・カナダ関税、予定通り3月4日発動 対中国は10%上乗せ
ところが発動2日後の3/6、メキシコとカナダからの輸入品のうち、3か国の貿易協定に含まれる品目に対しては4/2まで延期です。
トランプ氏 メキシコ カナダからの輸入品関税 4月2日まで猶予

そして今回の第2波です。週前半には懸念が和らぐ報道が出てきて株式市場がリスクオンにもみえましたが3/26に激震です。
米国製でない自動車に例外なく25%の関税を4/3から開始すると表明しました。自動車部品も含まれる内容ですがそれらの一部は5/3までの猶予を設けるとのことです。
トランプ氏、輸入自動車に25%関税 4月3日発効 貿易戦争さらに拡大
日本は既に自動車と車部品の関税を撤廃しています。日本は米国に適用外を求めていく考えのようですが、米国の気まぐれに真面目に付き合ってはいられません。関税ゼロを解除する報復する強気をみせていいのではないでしょうか。
自動車関税とは 米2.5%・EU10%、日本は1978年に撤廃
相互関税については4/2発動とはいっているものの正式な発表がない状況です。
トランプ氏、相互関税巡り交渉用意 医薬品への関税も近く発表

気まぐれにどう付き合えばいいのでしょうか。
1/20に就任したトランプ大統領は4/29に100日目をむかえます。どの大統領であっても100日を過ぎれば報道機関などからの風当たりが強くなるだろうことは予想されます。
関税強が上がりきってしまえばそこからは利下げができるとの楽観もあるのでしょうが、100日過ぎても気まぐれ続くようであれば本格的な景気後退を招きかねません。
コラム:打ち砕かれたトランプ相場期待、政策と経済の転換点を考える=熊野英生氏
日々の動きをよくみていくしかありませんね。。

 

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