コロナだけでは相場は動かなくなってきました。
日経平均は、週頭6/15こそコロナ2波の警戒の流れから774.53円の暴落だったものの、翌6/16は1,051.26円高と大反発。米国の5月小売が前月比17%増の発表を皮切りに、経済再開による影響が指標面に現れはじめ好感した格好です。米国は1兆円規模のインフラ投資も6/16に表明し相場には追い風になりました。
急落後のリバウンドで底打ち感漂いましたが上昇はそこまで。東証1部売買代金は6/17が2兆1759億円、6/18が2兆0090億円と相場のパワーの減衰を感じました。
今週になっても6/22、2兆円を大きく下回り1兆6539億円。膠着相場も想定しとかんとなぁ〜
6/10FOMCでのパウエル議長が経済復興への慎重な姿勢をみせたことが波紋をひろげています。
金融緩和による長期的な通過安が意識が強まりました。ゴールドは高値追いを再開です。
3月に起きた空前のドル需要は一服のようです。日銀はドル貸し出しオペの頻度を下げるとのことです(日経新聞6/19『日銀、ドル供給を週3回に減少 1週間物で7月から』)。
5月上旬以来のドル円106円台に突入です。
6/14週間ツイート
■6/15(月)
今夜もきびしい。。NYダウ700ドル超えて下げてる💦
日経平均もまたもや暴落774.53円安。
とはいえ5月末のレベルで200日移動平均あたり。コロナ「第2波」だけじゃ下げ渋りそうなもんだが。。https://t.co/olf42UxWbi
— いんとく (@kab_suke) June 15, 2020
■6/16(火)
まるで自転車レースの山岳ステージだ。
のぼれば谷だろ〜下りペダルの勢いにまかせて再び登りきったかんじだ。
日経平均1,051.26円高‼️■6/7週振返り:超級山岳を通過、メジャーSQにナスダック10,000大台https://t.co/7hAv6OwIre
— いんとく (@kab_suke) June 16, 2020
■6/17(水)
EU離脱はやはり「移行期間」の延長なしで
2021年をむかえるようだ。7月に集中審議するもFTA締結なしも視野に入っている。
英国はTPP参加を目指すなんて言い出してる。複雑すぎて相場は反応できないな。
本日は欧州もアジアも米国も快調、
日経平均は利確で126.45円安。https://t.co/FaOIR5lzvH— いんとく (@kab_suke) June 17, 2020
■6/18(木)
自粛反動が数字にあらわれてきたのかな。
米小売5月17%増に6/16は湧きましたが、住宅ローン申請までもが。明日6/19は日本でも月例報告で、景気の基調判断を上方修正されるようだ。
株式相場は先取りしすぎたか❓日経平均100.30円安。https://t.co/6XcS4cmF2U
— いんとく (@kab_suke) June 18, 2020
■6/19(金)
よくよく考えれば不思議なことに、日本では中央銀行が株式(ETF)を購入してる。
さらにはなんと‼️「貸付」を6/12開始、
議決権が行使されるでもなく流動性を高める狙い。日銀が年間12兆円購入のなか、わざわざ借り手にまわる金融機関は皆無のようだ。
ぬるま湯の極み。。https://t.co/rvHMEON9lW
— いんとく (@kab_suke) June 19, 2020