6/9週振返り:FOMC金利据え置き、波乱なく夏枯れ突入?


6/12は米CPI発表の数時間後にFOMC議長会見とダブルの難関が立ちはだかり、週初から東証プライム売買代金が3兆円台の営業日がつづき、相場は慎重でした。
5月米CPIは、前年比総合3.3%、コア3.4%の上昇で市場予想を下回りました。コアは下落基調かわらずで、インフレが落ち着てはいそうです。
米CPIコア、2カ月連続でインフレ抑制示す-FOMCに朗報か
金利据え置きが確実であったFOMCはドットチャートが注目されました。年初には6回といわれた利下げが1回あるのかどうだかです。
FOMCは金利据え置き、24年利下げ予想1回に減少-来年は4回
日銀は利上げには踏み込まず、国債買い入れ減少の検討に入りました。検討結果は7月会合で明らかになるようです。前回会合後の160円に達する円安進行と為替介入をおもえば穏やかでした。158円をつけたもののドル円は落ち着いた動きです。米国国債利回り低下が効いているのでしょう。
国債買い入れ、次回会合で今後1―2年の減額計画を決定へ=日銀

もう6月ですし米国では利下げを実施するとしても米大統領選後の12月との見方が有力です。
利下げの話題は下火となるのでしょうか。東証プライム売買代金は週末最終日こそ5兆円を回復したものの、金融の話題が乏しくなれば夏枯れ突入かな?

 

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