EU復興基金が合意に至りました。
政治は一つで財政は各国任せの大きな矛盾に風穴をあけた歴史的な出来事です。欧州委員会が自ら起債します。
日経ビジネス7/28『EUコロナ債で亀裂あらわ、メルケル首相が妥協した理由』によれば、EUは2028年から30年かけてこの借金を返済するとのことです。
環境規制の緩い国からの輸入品にかける「国境炭素税」の議論は活性化するのでしょうか。
EU復興基金可決のインパクトは大きいです。
マーケットはユーロ高で反応しています。ユーロドルは2019年1月以来の1.15を突破し足元1.17です。
ドル安が進み、本日7/29にはドル円104円台に突入しました。
米中対立が悪化してるしコロナ感染拡大が続き、リスクオフの材料には事欠きません。
ドル需要の逼迫が落ち着きドル安要因となっているともいわれます。
ただ、一方的に円高進む感じはしないので、ひさびさにドルを買いました〜
7/19週間ツイート
■7/20(月)
米10年債利回りはコロナ暴落前より、
実質でみるとマイナス。一旦は急騰したものの6月上旬からは下落が顕著。
もはや3月の急落時と変わらない水準だ。V字を想定した株式相場の上昇は厳しい。。
日経平均、わずか21.06 円高。https://t.co/W9F2w0Mjxm— いんとく (@kab_suke) July 20, 2020
■7/21(火)
EU復興基金が合意。
6月からの持ち越しでまさか7月に決まるとは。
逼迫してる現れかな⁉️総額7500億ユーロに対して、補助金枠は3900億ユーロ。
融資枠を増やしたい倹約4ヵ国とはギリギリの攻防だった。ドイツDAX30は足元1.73%上昇!https://t.co/3zqU4jV3Ko
— いんとく (@kab_suke) July 21, 2020
■7/22(水)
WTI先物、ひさびさの41ドル台。
4月のマイナス騒ぎ後もなんだかんだ上昇してる。
それに減産規模の8月からの縮小を決めているのに意外と堅調だ。ゴールドは一方的に上がり続けてよくわからないけど、
原油に連れ立っての株式の下落は警戒かな❓https://t.co/5j8o5lbSkN— いんとく (@kab_suke) July 22, 2020