ついに逆イールド、米3年債と5年債利回り格差が逆転

今年2018年は、金利にはじまり金利に泣く一年となりました。

年初で気持ちが改まっていた頃(1/10)に、こんな記事を書いていました。

逆イールドの懸念、FFレート0.75%上積みで今年はスタート

なにやってんだオレ、、

年初は自分への「戒め」の想いが強かったです。大発会から爆進する株価を警戒してました。

でも、1年振り返って、結局は上手く立ち回れなかった。。

私の確定拠出年金の初回入金来運用利回りは、

1/10:5.76%(日経平均23,788.20円)

だったのが、

12/6:4.27%(日経平均21,501.62円)

です。時価評価額でみても減っています。

何やってんだオレ、、年初の戒めが全く効いていません。。




日経平均株価が年初来高値を付けた時点では、

10/2:5.16%(日経平均24,448.07円)

でした。時価評価額では1/10時点を上回っていましたが、運用利回りは下回っています。夏場の膠着相場もあって、時間だけがジリジリと過ぎて運用利回りはなかなか上げられませんでした。

私の中では、「安定的に5%の運用利回り」が目標です。年初は出来過ぎの感もありましたが、4%台で年を越せるかも怪しくなってきました。。

米3年債と5年債で逆イールド

12/3、米3年債と5年債 の利回り格差がマイナスに転じました。10年余りぶりとのことです。
逆イールドは「破滅の前兆」か、米国株急落で注視は必須

市場が注目するのは短期金利(2年債)と長期金利(10年債)のスプレッドです。記事に掲載の時系列グラフでは、米中間選挙があった11月前半から急激にスプレッドを狭めています。記事執筆の時点で2年債2.8028%に対して10年債が2.9172%です。

NYダウは12/4に799.36ドル下げに続き、12/7には558.72ドル安と大幅下落に泣きました。。

12/18〜19のFOMCが近づいています。今年4回目の政策利上げは確実視されています。

FOMCは火消しに躍起で、来年の利上げは1回でペースダウンとの観測を広め落ち着かせようとしています。来年は毎回記者会見を開くとのことで、利上げがありえるタイミングは4度から8度に増やし臨戦態勢となります。

政策金利が上げると連動して2年債の運用利回りが上がります。追随して10年債が上がれば逆イールドは免れますが、10月の好調時でも10年債利回りは3.2%台でした。もうさほど伸び代はありません。

まとめ

毎日スイッチングしている日本株投信は戦線縮小を進めています。そのペースが遅すぎるのでしょうねぇ、、

回復に向かう場面でも日本株は出遅れるでしょう。元本確保型に引っ込めたマネーは、まずは世界株投信に付け替えようと思っています。日本株への付け替えはその後です。