7/9週振返り:夏枯れと無縁の日々、ドル円急速巻き返し137円台

7月になって144円台にへばり付いていたドル円が137円台まで急速に巻き返しです。
為替介入も取り沙汰されていたわけですが強権が発動されることなく円安トレンドが反転しました。本日は土曜日、今朝発表のIMM通貨先物ポジションをみても円ショートが先週と変わらずの高水準です。さらなる円高の深追いが十分想定されます。
http://www.forexwatcher.com/cmepos.htm
やはり今週インパクトが大きかったのが6月米CPI上昇の予想以上の鈍化で、6月が前年同月比3%上昇でもはや日本と同レベルです。ロシアによるウクライナ侵攻にともなうエネルギー価格が高騰した昨年との比較なので、その点を差し引けば警戒すべきには違いありません。コアCPI上昇は5%を割り込んで緩やかな下落基調が続いています。これをもってディスインフレと楽観できるのか景気後退の兆候とみるのか…正念場です。米国は良いとしても欧州なんて物価上昇の勢いが収まらず心配はつきませんが。
米CPI、6月は急激に鈍化-利上げ近く打ち止めとの期待高める

今週の日経平均は一時的に3万2,000円を割り込んだものの7/13には475.40円高で、日本株市場は堅調キープです。例年悩む「夏枯れ」とは無縁でプライム売買代金は7月になっても3兆円台で繁盛しており楽しい日々です。

 

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