7/16週振返り:日米CPI上昇ペース逆転、YCC見直し論後退

7/21発表の6月CPIは前年同月比で3.3%上昇で、先週発表の米国が3.0%だったので逆転しました。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は4.2%上昇で米国の4.8%に肩を並べる水準です。
6月の消費者物価指数 前年同月比3.3%上昇
米国は上昇ペースが鈍化する一方、日本はペースが高止まりしています。

CPI上昇が日米で逆転したからといって、日銀がYCC見直しによる金利水準引き上げに動くとみるのは早合点のようです。
インフレに賃金が追いついていない。。実質賃金はマイナス幅を縮小しているもののあと一歩の感です。
5月の実質賃金 前年同月比1.2%減 14か月連続マイナス
137円台まで落ち込んだドル円は、YCC見直し論が後退して141円台まで戻しています。

日米欧の中銀会合が来週に控えています。波乱なく終えるのか…よくみていきます。

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