8/20週振返り:高金利を正当化?ジャクソンホール会議をめぐり米10年債利回り一時4.3%台

結局のところスタンスを全く変えていなかったのでは?年1回各国中央銀行トップが集うジャクソンホール会議でのFRBパウエル議長の講演で何を発言するかに注目が集まった一週間でしたが、
「インフレを2%の目標まで低下させるのはFRBの仕事であり、われわれはそうする」と言明し、「この1年、金融政策を大幅に引き締め、インフレがピークから鈍化したのは歓迎すべき動向だが、依然として高すぎる」と語ったとのことです。
適切なら「利上げの用意」、インフレ依然高すぎる=米FRB議長
事前には自然利子率だとか中立金利の上振れに焦点があたるとマーケットは囃し立てましたが、スタンスが変わらないことを見込んだ動きだったとおもいます。
米10年債利回り一時4.3%台をつけたわけですが、高金利を正当化しようとマーケットは考えようとしています。
3万1,500円台ではじまった日経平均でしたが、高金利を正当化の機運で3万2,000円台を一時回復したもののFRBパウエル議長講演直前の8/26には662.93円安で元の鞘に収まりました。

無人コンビニ、シェアサイクル、不動産…そして今や電気自動車が。墓場と化した中国での圧倒される光景は先取りした世界の縮図❓ジャクソンホールでの金融の話題が冷めやれば、実需に目が向かうかも。。米国経済はノーランディングであっても、灰色のサイと化した中国の景気悪化が忍び寄っています。EV販売低下で顕著なように、環境問題への理念的なアプローチに疑問の声が高まってきました。
まるでEVの墓場、中国都市部に大量の廃棄車両-急成長の負の遺産
現実解としての原発へのニーズが高まっています。日本もついに原発処理水の海洋放出を開始しました。
トリチウム放出量、中国では福島第1の6・5倍の原発も 欧米は桁違い

ジャクソンホール会議は年後半の金融の動向を占うで大事な会議だといわれます。高金利を正当化されたとみて株式市場は上昇基調を維持できるのか?
もしくは魔が差して中国景気の悪化懸念などにフォーカスがあたり株式市場は後退するのか?
よくみて取り組んでいきたいとおもいます。

 

8/20週間ツイート

■8/21(月)





■8/22(火)

■8/23(水)





■8/24(木)


■8/25(金)